精神障害者を対象とした公共交通機関の割引制度の拡充を国に求めるため、街頭で署名活動する石川県精神障害者家族会連合会のメンバーら=金沢市武蔵町で2015年11月8日午後1時2分、金志尚撮影 JR6社が2025年4月から、精神障害者への運賃割引を始める。すでに導入済みの一部私鉄なども含め、今年から来年にかけ、全国の鉄道各社で相次いで割引が導入される。ただ、よく調べてみると、必ずしも使い勝手がよいものとは言えないようだ。そこには古くからの前例踏襲の壁があった。 障害者単独は「100キロ超」のみ…… JRをはじめとする多くの鉄道会社では身体、知的障害者本人と介護者向けの割引の制度がある。しかし精神障害者については、一部の鉄道事業者を除き、割引制度がなく、精神障害者の当事者団体などから「障害の種類に関係なく、割引を導入すべきだ」との要望が国土交通省などに出されていた。 JRが25年4月から始める割引
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