1 はじめに 外部のAPIをコールしているようなスキルでは、Alexaからのレスポンスが遅くなってしまうことがあります。青と緑のリングがグルグル回ってAlexaが頑張ってる(考えてる)感じのやつです。 少しの「待ち」であれば、これはこれで可愛いのですが・・・ちょっと長くなると、やはりUXは良くないかも知れません。 通常のスキルの実装は、下記のような順で処理されます。 ① リクエストを受ける ② 内部処理(外部APIコールなど) ③ レスポンスを返す このため、ユーザーの発話に対してAlexaが返事を始めるのは、③のレスポンスを受けてからですので、②が長くなると返事が遅くなるのは避けようがありません。 今回は、②の前に一旦Alexaから何らかの返事(発話や音楽など)を返しておき、②が終わった時点で、改めてレスポンスを返すという実装を試してみたいと思います。 ① リクエストを受ける レスポンス