東京・大田区の町工場のグループが「下町ボブスレー」の愛称で開発を進めている、冬のスポーツ・ボブスレー用のそりが、映画のモデルになって人気を博した南国・ジャマイカの代表チームに採用されることになりました。町工場のグループがジャマイカ代表とともに再来年、開かれる、冬のオリンピック出場を目指すことになりました。 このためグループは、ほかの国の代表チームへの提供を模索してきましたが、その結果、ジャマイカ代表に採用されることで双方が基本合意に達したということです。 ボブスレーのジャマイカ代表は1988年のカルガリーオリンピックで、冬のスポーツになじみのない南の国からの出場として話題となり、映画「クールランニング」のモデルにもなりました。ジャマイカ代表のチームは日本を訪れ、15日から長野市内のボブスレーのコースで実際に「下町ボブスレー」に乗って性能の高さを確認し採用の方針を固めました。 ジャマイカ代表