こんにちは。強いUIはボタンを捨てるをスローガンにScrapboxを開発しています。shokaiですshokai.icon
しばたです。 今年の8月に開催されたAWS Storage Day 2022で発表された新サービスであるAmazon File Cacheが正式リリースされました。 AWSからのアナウンスはこちらになります。 本記事ではAmazon File Cacheの概要を解説します。 Amazon File Cache とは Amazon File Cacheはその名前の通りファイルサーバーに対する高速なキャッシュを提供するキャッシュサーバーを提供するサービスとなります。 (AWS Storage Day 2022キーノートのスクリーショットを引用) Amazon File Cacheがサポートしているファイルサーバーは以下となっています。 Amazon S3 バケット AWSで提供されるNFSサーバー (NFS v3でDNSアクセスできるもの) Amazon FSx for OpenZFS Ama
はじめに 2021年1月に以下のような記事を書きました。 内容はVercel社のオープンソースプロジェクトの一つであるデータフェッチライブラリであるSWRの紹介で、記事内に間違いなどもあったにも関わらずたくさんの反響を頂きました。 2022年半ばとなった今でも「いいね」を頂いております。 しかし、内容は2021年当時のものであり、ライブラリの仕様が少し変更となっておりますので、現在のSWRの仕様に合わせて新しく記事を書くことに致しました。 当記事の内容は「SWRを使おうぜという話」のシナリオに沿っての再掲と致します。 最後までどうぞお付き合いください。 SWRとはなにか SWRは、クライアントJavaScriptからのデータ取得とそれに関連する操作を提供するReact Hooks群です。 通常、Reactを使用してAPIサーバーからのデータ取得を非同期で行う場合、useEffectとfet
Amazon Web Services(AWS)は、8月10日に開催したオンラインイベント「AWS Storage Day 2022」で、新サービス「Amazon File Cache」を発表しました。 Amazon File Cacheはその名の通りAWSで利用できる高速なファイルベースのキャッシュです。特徴は2つあります。 1つ目は、ミリ秒以下のレイテンシと数百ギガバイト/秒のスループットという高い性能です。Amazon S3やNFSサーバといったストレージのキャッシュとして利用することで、これらのストレージに対するアクセスを高速化できます。 2つ目は複数のストレージに対する単一のファイルビューを提供できることです。AWSの説明によると、Amazon File CacheはAmazon S3やAmazon EFSなどAWS上のストレージだけでなく、AWSからオンプレミス上のファイルサー
中山です trivyのv0.31.0でAWSアカウントのセキュリティスキャンができるようになりました。 feat: Add AWS Cloud scanning (#2493) Releases / v0.31.0 なお、v0.31.0でスキャンを実行するとクラッシュするバグがあり、すぐにv0.31.2がリリースされました。 Releases / v0.31.2 どんな感じか気になったので、軽く触っておこうと思います。 ドキュメントを確認 まずはドキュメントを確認します。 Amazon Web Services ポイントになると思った点をまとめます。 CIS AWS Foundations Benchmark standardに準拠したチェックが可能 認証方法はAWS CLIと同じ すべてのAWSリソースに対する参照権限が必要 (ReadOnlyAccess) サービス・リージョン・リソー
ESLint、Prettierなどは--cacheフラグという一度チェックしたファイルは、ファイルが変更されるまで再チェックしないキャッシュの仕組みを実装しています。 同様の仕組みをtextlintを実装したことはありますが、file-entry-cacheを使い結構煩雑な実装が必要になります。ファイル変更を元に処理結果をキャッシュする仕組みはある程度定型化されているのに、毎回同じような実装をツールごとに書くのは微妙だなと思ったので、ライブラリを書きました。 azu/file-cache: Node.js library that provide a cache for file metadata or file content. --cacheフラグの仕組み --cacheフラグの仕組みとしては、ファイルの内容のハッシュ値 or ファイルの更新時刻をキャッシュファイルとして保存して置きま
CloudFlare for application 入門 はじめまして、キャディでバックエンドエンジニアをやっている矢野です。 CloudFlareについて、2022年5月24日に開催された社内勉強会で発表させていただきました。 CDNで有名なCloudFlareですが、CDN以外のサービスの展開が最近活発です。 先日サーバレス向けのデータベースD1のプレスリリースが出ていたりと、その背景を含めて最近のCloudFlareの動向についてキャッチアップしました。 [toc] CloudFlareとは CloudFlareのHPによると、以下のように記載されています。 CloudFlareは、インターネット上で運営されている最大のネットワークの1つです。ユーザーは、Webサイトやサービスのセキュリティとパフォーマンスを向上させる目的でCloudFlareサービスを利用しています。 Cloud
Next.jsにはIncremental Static Regeneration(以降: ISR)というレンダリングの仕組みが存在します。ところがこれを利用するにはVercel上でNext.jsを使用しないと完璧な動作をしないことは知られています。ですが、このISRの仕組みは従来のSSRよりサーバの処理コストはもちろん、キャッシュという仕組み上レスポンスにも非常に効果のあるものです。 今回はこのISRを独自に構築するための技術を記事として起こしていきます。 本記事の続きとなるものはこちらに記載しておりますので、合わせて御覧ください。 【前提条件】 ISRが何という説明は本記事では行いません。 システム構成上、1記事ですべてを説明するにはボリュームが大きいので複数記事に分けさせて頂きます。 本記事で詳細するシステム構成には一部成約が存在します。 使用するNext.jsもしくはそれに準ずるもの
Intro 2022/06/06 ~ 9 あたりに、長きに渡って策定作業が行われていた HTTP 関連の RFC が大量に公開された。 RFC 9110: HTTP Semantics RFC 9111: HTTP Caching RFC 9112: HTTP/1.1 RFC 9113: HTTP/2 RFC 9114: HTTP/3 RFC 9163: Expect-CT Extension for HTTP RFC 9204: QPACK: Field Compression for HTTP/3 RFC 9205: Building Protocols with HTTP RFC 9209: The Proxy-Status HTTP Response Header Field RFC 9211: The Cache-Status HTTP Response Header Field
Prettier 2.7 がリリースされました。 このバージョンには TypeScript 4.7 の対応のほかに、新しい CLI オプションである --cache と --cache-strategy が含まれています。 --cache と --cache-strategy を実装したのは自分なので、その背景や実装、そして使い方の話を雑にしようと思います。 背景 Rome Formatter のブログが公開されて日本の開発者からもそれなりに大きな反響がありました。 私個人としてはコードフォーマッターにそこまでの速さを求めていないのであんまり興味はなかった(もちろん速いほうがいいけど)のですが、みなさん意外と興味あるんだなあという気持ちで眺めていました。 それからしばらくして Prettier の https://github.com/prettier/prettier/issues/58
Platform Week - The Cloudflare Blog この中から、個人的に気になったものたちをさっくりまとめ。つまりWorkersとかPagesとかに関連するものが多く、それ以外のStreamingとかWeb3系はスルーしてる。 The next chapter for Cloudflare Workers: open source The next chapter for Cloudflare Workers: open source CFWのランタイムのソースコードをオープンソースにするっていう発表 現時点でコードが見れるわけではなさそう これで`miniflare`と実環境の境界もなくせるねって言ってた https://twitter.com/_mrbbot/status/1523652262115278848 がんばれ〜 コードとして公開されたとして、誰しもが簡単
text/plain ericlaw talks about security, the web, and software in general Last Update: June 24, 2024 From the mailbag: Q: How long does Chromium cache hostnames? I know a user can clear the hostname cache using the Clear host cache button on about://net-internals/#dns, but how long it will take for the cache to be removed if no manual action is taken? After changing DNS records on my server, nsloo
GitHub Actionsでdocker buildすることが多い。このときのキャッシュをどうするかという話題。 基本 GitHub Actionsでdocker buildしてAmazon ECRにdocker pushする、典型的な.github/workflow/docker-push-to-ecr.ymlはこういう感じ。 name: Push to Amazon ECR on: push: branches: [ 'main' ] jobs: docker: runs-on: ubuntu-latest steps: - uses: actions/checkout@v2 - uses: docker/setup-buildx-action@v1 - name: Configure AWS credentials uses: aws-actions/configure-aws-c
Easily the biggest question we get asked is something like: How is Remix different from Next.js? It appears we have to answer this question! We'd like to address it directly and without drama. If you're a fan of Remix and want to start tweeting smug reactions to this article, we kindly ask that you drop the smugness before hitting the tweet button 🤗. A rising tide lifts all boats. We've been frie
はじめに こんにちは。ご無沙汰しております。脆弱性診断員の百田です。 今回は、実際に脆弱性診断をしていたときに考えていた、そこまで重要でもないと思われることをここに吐き出します。 その内容は、題名にもあるとおりレスポンスヘッダの「Access-Control-Allow-Origin」に設定される値についてです。 注意点として「Access-Control-Allow-Origin」に設定される値自体はどうでも良くないです。重要です。 理由がよくわからない場合は以下の記事をご覧いただければと思います。 https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/CORS では、そこまで重要でもないと思ったのは何なのか……。それは「Access-Control-Allow-Origin」に以下の値が設定されていた場合、どちらがセキュリティ的にマシなのか?とい
こんにちは。ミツモアでテックリードしております白柳(@yanaemon) です。 ミツモアのプロダクトは TypeScript で、クライアントサイドの React とサーバサイドの Node.js で書かれており、ユニットテストは Jest + Mongo DB + Circle CI を利用しています。 しかし、プロダクトが大きくなるにつれて、全ユニットテストを実行するのに 10 分程度かかり、開発効率が悪くなっていました。 今回は、それを 2 倍以上速度改善した取り組みについて紹介します。 実施したこと いきなりですが、具体的に実施したことと、改善結果になります。 実施内容 改善結果 1. ファイル分割をし、並列度をあげる これ単体では速度改善は期待できない 2. テスト対象を修正されたファイルのみにする x1 ~ x10 速度 UP ※ただし最終的にはやめました 3. DB 生成な
本日11月23日Remixが正式にリリースされたので早速触ってみました。 Remixとは react-routerというライブラリーの開発元が作ったReact製のフレームワークで、Next.jsと同じようにファイルベースでルーティングできます。 そうなると、Next.jsと一体何が違うのかと感じている人も多いと思うので、 この記事ではNext.jsと比べた時のRemixの考え方の違いをまとめたいと思います。 SSGやISRはサポートしていない Next.jsにはSSGやISRなどあらかじめデータをビルドしておいてその結果をリクエスト時に返すといった機能がありますが、Remixにはありませんでした。 その代わりRemixでは以下のようにページコンポーネントごとにheadersをexportするだけでHTTP headerをコントロールできる仕組みがあるので、そこでCache-Control
Discordの有料読み上げBotを運営している高校3年生です。公開2年目で月に12kほど利益が出ています。 最大4つのボイスチャットで読み上げ可能 可用性99% Webダッシュボード などの機能があります。Discordを使っている方がいれば、ぜひ導入していただけるとうれしいです。 コミュニティの宣伝 未踏ジュニアに採択された採択者で、未踏ジュニアに挑戦したい方向けのコミュニティを始めました!約12人の採択者と話をしたり、質問できます!ぜひ共有していただけると幸いです🙏 なぜ作ることにしたのか? 昔(4年前)頃から無料のDiscordの読み上げBotは存在していましたが、どれも使う人数が多すぎて制限があったり、読み上げが遅くなったりするという問題がありました。そこで、有料の読み上げBotを運営することにしました。 料金体系 一律で月500円/20万文字のサブスクリプションにしました。g
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