伝説的な教育機関「バウハウス」が2019年、その創設から100周年を迎える。これを記念し、日本各地で関連するイベントが行われることとなった。 バウハウスは、初代校長の建築家ヴァルター・グロピウスを中心に、ワシリー・カンディンスキーやパウル・クレー、モホイ=ナジといったキラ星のごとき教授陣が名を連ねた教育機関。学校自体はナチスによる圧力によって1933年に幕を閉じたが、わずか14年間という短期間の活動にもかかわらず、その影響力はいまなお大きい。 このバウハウス創設100周年にあわせ、ここ日本では「バウハウス100周年委員会」が発足。2020年までの3年間に、「バウハウス100ジャパン」と題したプロジェクトを展開する。 「バウハウス100ジャパン」は、大きく「巡回展」「星座」「研究」の3つの柱で構成。「体験」をキーワードにバウハウスに触れ、再考する機会を創出する。 「巡回展」では、「バウハウス