2015年9月の第2回仙台ポエトリーフェス、10月の「SPIRIT」にゲスト出演した際、パフォーマンスとしてライブペインティングした『MU』。それぞれ会場にて終演後に販売。
大手広告代理店でコピーライターとして活躍していた牧野圭太氏が2015 年に設立した文鳥社。 出版社のような名前だが、アイデアとデザインを軸にした新しいプロダクトの開発や、クライアントへのソリューションを提供する会社だ。 書籍の新しいアプローチ「文鳥文庫」 文鳥文庫は、16 ページ以内の文学作品だけを集めた文庫本サイズの書籍だ。価格はすべて統一で1 冊150円、専用ボックスに入った8 冊セットが1200 円。それぞれ15 分間もあれば読み終わるボリュームだ。 書籍といいながらも、1 枚モノで製本がされておらず、蛇腹型で折りたたんだカードのようなかたちをしている。8 枚であれば製本するよりも蛇腹にしたほうが効率的だと思い、このデザインになった。 牧野氏は広告代理店時代に大手出版社の文庫本キャンペーンを担当していた。そのときに、「書籍が売れない時代に、文庫本を手に取ってもらうためにはどうすればよ
こんにちは、石井です。 薔薇十字社という出版社をご存知ですか?薔薇十字社は1969年に設立され、1973年に倒産するまでの4年間に外国文学、日本文学、評論集などを次々に刊行した出版社です。小規模な出版社であるにもかかわらず、個性豊かな執筆陣、美しいブックデザインを施された書籍にファンも多いのではないでしょうか。ノストスブックスの文学棚でも、ひときわ異彩を放っています。 もともとは、堀内誠一や野中ユリによる装丁に惹かれて集め始めた薔薇十字社本。ですが次第に、澁澤龍彦や種村季弘、巖谷國士など、同時代に活躍した文学者たちの交流が網の目のように広がる様子、博学多識な彼らが活き活きと語る論考、そしてすぐれた文芸家たちのあやつる言葉に魅せられて、いつのまにかお気に入りの出版社になってしまった次第であります。 今日はそんな薔薇十字社の書籍から15冊をご紹介します。
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