【ジュネーブ=原克彦】顧客情報の秘密を守ることで知られたスイスの金融機関が、相次いで脱税ほう助に関する顧客情報を米司法省に提供している。見返りに起訴を免れた銀行は2015年3月のプライベートバンク大手BSIを皮切りとして26行にのぼり、さらに増える見通しだ。スイス金融の秘密主義が終わりに向かう一方、外資の金融機関がスイスから撤退する動きも広がっている。スイスでは300年以上にわたり、銀行が国外
フランス議会の公聴会に出席する英銀行大手HSBCの元IT担当行員、エルベ・ファルチアニ容疑者(2013年7月2日撮影)。(c)AFP/KENZO TRIBOUILLARD 【2月11日 AFP】大銀行のIT担当だったエルベ・ファルチアニ(Herve Falciani)容疑者(43)は、英金融大手HSBCによる富裕層顧客の脱税ほう助を示す多数の文書を持ち出して以来、「英雄」と呼ばれたり「泥棒」と呼ばれたりしている。 「彼は勇敢だ。動機は何であれ、われわれはファルチアニ氏の行動を高く評価する」と語るのは、フランスの反脱税組織アンチコー(Anticor)のエリック・アルト(Eric Alt)副代表だ。 しかしスイス当局は、ファルチアニ容疑者をデータ窃盗の疑いで起訴している。同容疑者が持ち出した文書は「スイスリークス(SwissLeaks)」と呼ばれる暴露の根拠となった。一連の文書はHSBCのプラ
これは参考例だが、実際には様々な条件によってこれより安い場合も高い場合もある。4月からの消費税率アップに伴う振込手数料の改訂をWebサイトに掲載しているところは、徐々に増えているが、まだ掲載していない金融機関も多い(3月5日現在)。 新人行員教育において 全ての金融機関を調べてはいないが、コンサルティング先の金融機関を行脚していると、新人から多く寄せられる質問の1つに「どうして振込手数料は3万円を基準に切り分けられているのか?」というのがある。 その問いに金融機関の新人教育担当がどう答えているかというと、「印紙税法により、3万円を超える「金銭または有価証券の受取書に関しては200円の収入印紙代が必要。その分を補てんするために、弊行では軽減措置を除いて200円(消費税10円を含めると210円)をプラスしている」と説明するという。新人たちはそれで納得するそうだ。 ATMで振り込みをすると、取引
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