多くの人が認識している「珍奇植物」の基本的な意味合いは恐らくこの辺ではないでしょうか。 ただし、ひとくちに「珍奇植物」といっても種類は多いし、正直良く分からない。 そんな方はこの先も読んでみてください。 関連本から「珍奇植物」を探ってみる BRUTUS以前の「珍奇植物」を取り扱った本 古今東西、あらゆる植物が「珍しい」とか「奇妙だ」「不思議だ」などと紹介されてきました。 ここでいまの「珍奇植物」という流れはどこから来ているのか。 憶測と偏見をもとに、過去に出版された本の内容から探ってみたいと思います。 まず、ここで述べていく珍奇植物とは主に、鉢植えで栽培可能な植物を取り扱ったものであることと定義しておきます[*01]。 僕の知る限り、鉢物で個人が栽培可能な「珍奇植物」を取り扱った、いちばん古い書籍はコレ。 絶版し、作りも凝っているため損壊しやすいのです…。 ゆえに(価値の分からない)某大手