[東京 27日 ロイター] - ゆうちょ銀行は27日、コスト削減の一環として住宅ローンのシステム開発を延期したことを明らかにした。同行は10月1日、住宅ローンシステムの調達の入札公告を行ったが、11月20日に取り消した。同行の広報部によると、今後の予定は現時点で決まっていない。システム開発の費用の規模についても明言しなかった。 ゆうちょ銀行は開発を延期した理由について、日銀による追加緩和が実施され超低金利の長期化が見込まれる中で、「収益性の観点からもう一段のコスト削減を精査するためにシステム更改の見直しを決めた」(広報部)と説明している。