大手チップメーカーのIntelは米国時間8月28日に、複数のソフトウェア開発ツールをリリースすると見られている。これらのツールの目的は、マルチコアプロセッサで既存のアプリケーションを実行する際に、大幅なパフォーマンス向上を実現することだ。 Intelは、2006年末までに自社製チップの約70%がマルチコアになると予想している。マルチコア設計では、個々のプロセッサが2つ以上のプロセッシングユニットを搭載することにより、電力消費を増やさずにパフォーマンスを向上させることが期待できる。 新しいツール群の設計意図は、ソフトウェア企業のプログラマーを支援し、マルチコアシステムから付加的なコンピューティングパワーを引き出して活用できるようにすることだ。 Intelの開発者向け製品部門のマーケティング担当ディレクター、James Reinders氏によると、新ツールの「Threading Buildin
