Soberの亜種が3種類出現し、電子メールを通じて感染を広げている。電子メールに添付されたワームプログラムは、クリックされただけで実行されてしまう。 フィンランドに本社を置くF-Secureによると、今回出現したSoberワームの亜種は、ウイルス対策プログラムの機能を停止させることができるという。なお、最初のSoberワームは2003年に発見されている。 ウイルス対策企業Kapersky Labは、同ワームに感染した電子メールを大量に発見し、それらがユーザーの手元に届くのを阻止したと、ウェブサイトに掲載した文書のなかで述べている。同社によると、これらのメールは無差別に大量配信されているという。Kaperskyではこれらの亜種をそれぞれ「Sober.u」「Sober.v」「Sober.w」と呼んでいる。 ドイツ警察当局のインターネットセキュリティ担当は現地時間14日に、Soberの襲来につい
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