「インターネットの父」村井純氏、未来のモノづくり《ファブ地球》構想を語る 2014/07/15公開 今年、2014年はインターネット(ARPANET)ができて45年目、Web(HTML)ができて25年目になる。総務省が2014年6月27日に発表した「通信利用動向調査」によると、平成25年末時点での日本の13歳~59歳のインターネットの人口普及率は9割を超え、インターネットは今、疑う余地なく生活の一部になっている。 ネットが普及し、多くのことが時間的・効率的に便利になった。通信手段が手紙からメールに、情報収集が紙からWebに、商品の購入が店舗からECサイトに…などと、例を挙げればきりがない。 「日本のインターネットの父」としても知られている慶應義塾大学教授の村井純氏は、2014年7月11日に明治大学で開催された『COI-T「感性に基づく個別化循環型社会の創造」シンポジウム』の中で、このような