この記事で実現すること リモートワークやインターネット回線の高速化に伴い、10Gネットワークが普及し、10GBase-Tの発熱に対する声が聞かれます。10Gネットワークにおいては従来のLANケーブルではなく光ファイバーで省電力化と低発熱が実現できる、SFP+が選択肢となります。実はあまり知られていない低遅延の効果もあります。2023年4月以降段階的に各地で電気代が値上げされることになりました。また、5月中旬というのに夏のような暑さが到来しています。毎年恒例ですが、発熱対策の気になる季節になってきました。この記事は1年前に投稿したものですが、最近の情勢を踏まえて1年ぶりにアップデートするもので、10Gネットワークを前提にSFP+についてまとめています。 10Gネットワークの消費電力と発熱10GBase-Tの消費電力は1Portあたり3W程度で、単体で見るとさほど大きいものではありませんが、ス