11日午後6時15分ごろ、東京都江東区大島2丁目の首都高速7号上り線で、千葉市若葉区更科町、無職佐瀬喜一(よしかず)さん(91)運転の乗用車が逆走し、走行中の乗用車に正面衝突した。佐瀬さんは胸を強く打つなどし、病院に運ばれたが約2時間後に死亡。衝突された車に乗っていた東京都八王子市のいずれも30代で小学校教員の男性と妻、息子(5)が負傷した。東京消防庁によると、息子は重傷という。 警視庁高速隊によると、千葉方面から走行してきた佐瀬さんの車は錦糸町料金所を通過した直後にUターンし、バーの開いていた料金所のゲートを逆方向から通って上り線に戻り、逆走。約1.3キロ先の追い越し車線上で乗用車にぶつかった。同隊が逆走した原因などを調べている。