『シン・ゴジラ』(2016年) 特撮、あるいは庵野秀明という人について少しでも知っている人は、観て損はないと明言出来ますし、こういう作品は映画館で何も知らずに観るのが面白いだろうと思いますので、以下はいわゆるネタバレばかりですから、御覧になってからお読みください。 さて、御覧になっていかがでしたでしょうか。 いやー凄かったですね、海上自衛隊が護衛艦隊のみならず戦艦大和を引き上げての大海戦。まあゴジラが三原山に転倒していくのはお約束でしょうか。 …という記述が大嘘だと分かった方のみ以下の記事をお読み下さい。二重に警告しましたので、宜しくどうぞ。 最初に書いておくと、昨年『ガールズ&パンツァー』の記事に、メタで面倒くさい記事であるという御批判を頂戴いたしましたが、映像表現に関してボンクラな当方は、基本的にこれまでに観た映像作品に基づいた「メタ」で「面倒くさい」見方でしか映画について書けないとい
上映前には、本イベントの発起人であり、総監督の庵野秀明と大阪芸術大学の芸術学部で同級生だったマンガ家・島本和彦が登壇して観客を盛り上げる。そして島本の合図をきっかけに観客全員で「見せてもらおうか、庵野秀明の実力とやらを!」と叫んで本編がスタートした。 上映中には、主要キャラクターが登場するたびに客席から歓声が上がる。石原さとみ扮するカヨコ・アン・パタースンが英語混じりでしゃべると観客は「ZARAはどこ!?」「win-win!」「That's right」と復唱し、ゴジラが咆哮を轟かせて歩き出すシーンでは「がんばれー!」「あんよが上手!」と応援の声が飛ぶ。ゴジラが街を破壊するシーンでは、逃げ遅れた住民に向かって「逃げて!!」と注意喚起する場面も。 この日一番の盛り上がりを見せたのは、無人在来線爆弾がゴジラに向かって走るシーン。車両と同色のサイリウムの光で満たされた劇場内には大きな歓声が響きわ
8月16日、映画『シン・ゴジラ』の「発声可能上映」が東京・新宿バルト9にて行われ、漫画家の島本和彦さん、そしてサプライズゲストとして、『シン・ゴジラ』で総監督をつとめる庵野秀明さんが登壇した。 もはや説明不要だが、『シン・ゴジラ』は、東宝「ゴジラ」シリーズの最新作であり、日本中で一大センセーションを巻き起こしている。 上映中の声出し・コスプレ・サイリウム持ち込みOKの「発声可能上映」は、庵野秀明さんの大阪芸術大学の同期生である島本和彦さんのTwitterでの発言が呼び水となり、急遽開催されることとなった注目のイベントだ。 周りの「特撮に対して一言二言持っている」人間を集めて映画館に行き、シン・ゴジラ観ながら「ああ〜‼︎やめろ庵野‼︎俺の上を行くな〜‼︎‼︎」と崩れ落ちるまさにあの心境を味あわせてやりたい‼︎いや、味わってもらいたい‼︎ #シンゴジラ — 島本和彦 (@simakazu) 2
島本和彦さんの願いを叶えるために、庵野秀明が東宝にお願いし、実現したそうです! https://t.co/T2Ftqfqdef
「エヴァンゲリオン」シリーズの監督・庵野秀明氏は、独自のざん新な映像で数々のヒット作を生みだされていますが、その原点のひとつは、小学校1年生の時に見た『ウルトラマン』。「こんなの見たことない!」と銀色と赤の巨大ヒーローに衝撃を受け、心をグワッと鷲づかみにされたそうです。毎週、『ウルトラマン』を見られて本当に幸せだった、という庵野さんに「ウルトラマン」の魅力をうかがいました。 初めてウルトラマンを見た時のことは、今でも鮮明に覚えています。 「こりゃカッコいい!」と。 モノクロテレビだったから、よけいにリアリティがありました。色は雑誌で見て知りました。それまで怪獣は見たことがありましたが、銀色に赤の色彩の巨大宇宙人は初めて。衝撃でした。毎週、ウルトラマンと怪獣を見られるのが、本当に幸せでした。巨大ヒーローに憧れて、ウルトラマンになりたい、って思ってました。 マスクをしていて、しゃべらない
2016-08-01 庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった。《天狼院通信》 天狼院書店店主の三浦でございます。 断っておきますが、僕はエヴァンゲリオン信奉者でもゴジラ信奉者でもありません。 エヴァンゲリオンも、アメリカ版のゴジラも、それなりに観ておりますが、まあ、たぶん、僕より詳しい人は大勢いると思います。 実は、今回、僕が確認したかった点は「マーケティング」でした。もちろん、クリエーターとして「コンテンツの質」は気になっていましたが、それよりもはるかに「マーケティング」が気になった。 もっと具体的に言うと、誰があの「宣伝」を仕掛けたのか、ということがとても知りたかったのです。 宣伝用のCM、いわゆる「トレーラー」は、はっきり言って最悪でした。 やっちゃったなー感が満載でした。 あまりに前作とそのコアなファンに傾倒しすぎて、『スター・ウォーズ』的な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く