紫蘇、山椒、茗荷、生姜、唐辛子。実は日本にも、古くからたくさんのハーブやスパイスがあります。 自身のキッチンでクラフトコーラの開発をはじめ、2018年には国産原料をベースにした「ともコーラ」というブランドを立ち上げた古谷知華さん。開発するなかで、「もしかしたら日本には、まだハーブやスパイスとして認知されていない植物があるのかもしれない」と感じ、クリエイティブディレクターで友人の木本梨絵さんと「日本草木研究所」を設立しました。 日本の森林をめぐって、原料を探し集めながら、間伐材の活用方法を見出したり、衰退している日本の林業の活性化を目指したりしているふたりが、新たに立ち上げた拠点が「食べられる庭」。 庭を食べるとはいったいどういうことなのか……? そんな疑問が浮かんだので、話を聞いてきました。 話を聞いた場所は、山手線五反田駅から15分ほど歩いたところにある古民家……を改装修繕している所だっ