今日は、こちらのエントリー「犬の餓死」について。 最初はまず本当の話なのかどうか調べた。どうやら本当の話のようだ。すでにトラックバック先では、犬を人に変えると現状になるとか、偽善でもいいじゃないか、といったおもしろい話が展開されている。 このエントリーを見て最初に思ったのが、芸術家の「私はほかの人とは違うよ。私は達観している」という思いが伝わってきて嫌だなということだ。上のトラックバック先のような議論をこの芸術家はたぶん想定していたと思う。それなのに、芸術家の偽善なのか皮肉なのかも周りは分からないうちに「それはこれからわかります。そして私の準備はこれで終わったので展示をやめます。どうぞ皆様これから行われる出来事をお楽しみください。」という発言をしている。おまえたち民衆がいやしいことをこれから教えてやる、といった感じの「上から目線」に受け取れる。その民衆の中に自分が入っていないようだ。