インドネシア・バンテン(Banten)州Pandeglangで、イスラム教の小宗派「アフマディア(Ahmadiyah)」の信徒を襲撃する住民(2011年2月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/VIDEO GRAB/HUMAN RIGHTS WATCH 【2月8日 AFP】インドネシアの中ジャワ(Central Java)州で8日、イスラムを冒とくした罪で有罪となったキリスト教徒の男に死刑を求める群衆が、2か所のキリスト教会に放火し、警官隊と衝突した。同国では、6日にも暴徒化したイスラム教徒がイスラム教の小宗派信徒らを襲撃して殺害する事件が起きたばかりだ。 イスラム教を中傷するチラシを配付した罪に問われた裁判で、アントニウス・バウェンガン(Antonius Bawengan)受刑者(58)は同罪の最高刑となる禁錮5年の有罪判決を言い渡された。 しかし、この判決が軽すぎると抗議する群衆約150