「雑な物づくり」に未来があるを読んで思ったこと。 なんか、我慢できないので他の保留記事をさしおいて早速投稿します。 この記事を書いた方ではなく、TeXが使えないと言っている出版業界にです。 「少なくとも電子原稿は、「手書き原稿の山」なんて状態に比べれば、出版社の人も圧倒的に楽できるだろうなんて思ってたんだけれど、手間はそんなに変わらないらしい。」(前出より) これは間違ってますよね。 使い方によっては、「圧倒的に楽」で合ってます。少なくとも「楽」です。 まったくもう。。。 ちょっと間違いを正します。 このままだと、著者が書いたTeXは出版物では使えない、なんてことになる。 誤「原稿は、今のPDFからテキスト部分だけを抜き出して、それをDTPソフトで再編集」(前出より) ↓ 正「いただいたTeXからスタイル情報を(例えば)InDesignのスタイルに置き換えて再現」 ※とかね ここでフォント
今作っている研修医向けのマニュアル本について、少しだけ話が前に進んで、昨日は出版社の方と、いろいろお話をさせていただいた。まだまだ先は長そうだけれど。 いろいろ思ったこと。 出版は大変 「自分の電子原稿が、出版にはあんまり貢献できない」ということが、個人的にはショックだった。 原稿はすでに、表紙から目次、本文、図版、索引に至るまで全て完成しているし、原稿内部でのページ参照だとか、あるいは索引だとか、ああいうのも全部ラベル参照にしてあるから、出版社の方から、判型と1行当たりの文字数、ページ当たりの行数の指定さえいただければ、コマンド一発、せいぜい1秒もあれば、参照ページの入った原稿が、いつでも出せる状態。たとえばそれを電子化したいなら、LaTeX ならhtml の出力も簡単だから、こういうのが、少しは役に立つだろうなんて考えてた。 少なくとも電子原稿は、「手書き原稿の山」なんて状態に比べれば
InDesign CS4で「※」や「×」などの文字が、「和字」であるように振る舞ったり、「欧文用文字」であるように振る舞ったりする。Adobeに問い合わせ中の事例で、再現性が環境に依存する可能性があるのだけれど、とりあえず、わたしの環境における挙動をメモ。 InDesign CS4で「環境設定>組版>CIDベースの文字組みを使用」をオフ、「段落>文字組み」は「行末約物半角」とし、テキストフレームに以下のようなテキストを入力する。 あ±1 あ×1 あ÷1 あ§1 あ※1 あÅ1 あ†1 あ‡1 あ¶1 これを一度保存して開き直したものが下図。「あ」の後ろに和欧間のアキが入っており、「※」などの記号類は欧文用文字として扱われている。 これだけでもCS3との非互換性が問題なのだが、さらに面倒なことに、テキストを編集することによって記号類の属性が変化することがある。下図は、1行目の「±」の前の「あ
先日の記事で進行中としていた書籍が店頭に並ぶ頃、本ブログの読者にも関心があるであろう内容なので紹介しておくことにする。 校正のこころ 作者: 大西寿男出版社/メーカー: 創元社発売日: 2009/11/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (13件) を見る 上はダストカバーと腰巻きの表1部分*1。 画面では判りづらいが、箔押しをあしらった上品な装幀は濱崎実幸さん(男性)。 奥付や目次、参考文献など紹介しておいた方がいいと思う部分もあるが、色々とややこしくて……割愛。 版元=創元社の書籍案内 該当ページ。 本文組版仕様は、 イワタオールド明朝体R, 14級(丸パーレン内12級)*41字詰*1816行*2(行送り24H), ぶら下がり方法=標準, 禁則処理=弱い禁則, 禁則調整方式=調整量を優先とし、文字組みアキ量設定は私の(も)「文字組みアキ量設定」_
ひと月くらい前に調べたことのまとめ。 The Pragmatic Bookshelfで知ったのだけど、.epubという電子書籍のファイル形式があるそうな。iPhone/iPod touchではStanzaというアプリで読める。さいきんは通勤時に文庫忘れたときなんかに"The RSpec Book"を読んだりしてる。 以下、簡単なまとめ。 International Digital Publishing Forum(idpf)で仕様をまとめている FAQがまとまってるのでまずここを見るとよい。 OCFはパッケージ化の形式、OPSはコンテンツのXMLの形式についての仕様 PDFとのいちばんのちがいは、スクリーンの大きさによってレイアウトが変わること(reflow) DRMはOCFで処理するらしい(ここよくわからん)(OCF 1.0の仕様によればMETA-INF/rights.xmlで記述するよ
This post is now obsolete. Please check out the new version of Equalizer. The old version for CS4 is still here. Equalizer for InDesign CS4 is an all-in-one tool which allows you to pick up, swap, transfer and propagate size and/or location coordinates between objects. The script fits into the InDesign UI by expanding the contextual menu you get when right-clicking an object. Just install Equalize
一番左は「みよしの」とすぐ読めますね。 それでは、真ん中と右は何と読むのでしょうか? 「あのよろし」? それとも「あゝのよろし」? 違いますよ。 「あよろし」の「」は、漢字の「可」をくづした字で、「か」と読みます。 ですから、「あかよろし」が正解です。 変体仮名は明治の中期まで小学校の教科書にも使われていたことがあります。 変体仮名の一覧(作成中) ※ この表にない変体仮名も沢山あります。変体仮名外字が出来次第追加します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く