大きくボカしたいなら明るい単焦点レンズを 日本語だと「ボケ」。ピンボケのボケと同じ。英語だと「bokeh」。ウソのようだが本当で、津波がそのまま「tsunami」になったのと同じで、和語がそのまま英単語になったのである。英語版のWikipediaにもちゃんと「bokeh」って項目があるくらい。 ほわっとぼけて柔らかくほんわり。プラスの補正をかけて明るく仕上げてみた。 この背景や前景(手前)のボケ具合はどうやって決まるのか。 いくつかの要素が関係するが、一番大きなポイントは「撮像素子のサイズ」だ。画角が同等なら、撮像素子が大きい方がよくボケるのである。 試しにコンデジサイズ(1/2.3型)の「PENTAX Q」と、マイクロ一眼(4/3型)の「LUMIX DMC-G3」と、デジタル一眼レフ(APS-Cサイズ)の「D7000」で撮り比べてみた。絞り値をF2.0にそろえ、画角は35ミリ換算47~5