アップルは2018年6月に開催された開発者向けカンファレンス「WWDC」で、iPhoneやiPadなどモバイル向け最新OS「iOS 12」を発表した。正式なリリースは今秋の予定だが、新しい機能の一部を先取りで体験できるパブリックベータ版が公開されている。対応機器を持っていれば誰でも無料で試せる。そこで、iPhoneにiOS 12をインストールしてみた。新しいiOSでiPhoneはどう変わるのか。 長く使っているiPhoneの動作速度が復活する iOS 12に対応するデバイスには、最新のiPhone、iPadはもちろん、約5年前に発表・発売された「iPhone 5s」「iPad Air」「iPad mini 2」、さらには第6世代の「iPod touch」も含まれている。iOS 11が動作する端末で幅広く利用できるのが特徴だ。 iOS 12を入れてみると、何気ないアプリの起動やキーボードの表