NTTドコモは6月26日、スマートフォンの操作を補助するアプリ「シンプルフリック」を無料で公開した。App Storeからダウンロード可能。同社以外の携帯キャリアのユーザーも利用できる。 シンプルフリックは、「スマートフォンのアイコンをピンポイントでタップすることが難しい」という、上肢に障がいのある利用者の声を受けて開発したアプリ。操作画面上の任意の場所をフリックするだけで、よく使うメニューを簡易に起動できる。また、電話・メール・アプリ・ブックマークの各機能において、よく使う宛先や項目を事前に上下左右の位置に割り当てておくことで、2回のフリック操作で起動できるという。なお、フリック操作は操作画面上のどこからでも開始できる。 操作方法は、上下左右の方向に2回フリックしてメニューを選択する「2フリックモード」に加え、左右の方向のみにフリックしてダブルタップで決定する「フリック&ダブルタップモー
高速道路料金が半額となる身体障害者向けのETC割引制度を悪用し、正規料金の支払いを免れるドライバーが相次いでいることが12日、分かった。阪神高速道路会社(大阪市)が今年4月末までの1年間で約20人の不正を確認した。兵庫県警は2月、同社の情報をもとに過去5年で130万円以上を“踏み倒した”とされる男を逮捕したが、今後も不正が続けば、身体障害者全体の利便性に悪影響を及ぼす恐れもある。(木下未希) ETC不正利用のイメージ 5年間で2400回超も 「障害者の割引制度を悪用している車がある」 昨年12月、同社からこんな相談を受けた県警は不正な車の捜査に乗り出した。運転していたのは兵庫県内で自動車整備会社を営んでいた男(65)。今年2月、電子計算機使用詐欺などの疑いで男を逮捕した。 県警によると、男の妻は身体障害者で、10年ほど前に妻名義で高速道路料金の割引制度の適用を福祉事務所に申請。割引を受ける
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
名古屋市が名古屋城木造新天守にエレベーターを設置しない方針を決めたことについて、愛知県の大村秀章知事は14日の記者会見で「障害者の基本的人権は尊重されなければならない。市は障害者の皆さんと意見交換して、より良い解決策を見いだしてほしいと強く申し上げたい」と述べ、市に再考を促した。 市の方針については、障害者団体の全国組織が抗議文を送ったり、県内の障害者団体が県に対し救済措置を申し立てたりしている。 大村氏は、エレベーター不設置について「障害者の基本的人権にかかわる極めて重大な問題と認識せざるを得ない。(障害者団体からの)申し出は重く、厳粛に受け止めないといけない」と指摘。県への救済申し立ての扱いについては「我々ができることを十二分に検討したい」と述べた。
スマートフォン/タブレットをBluetoothキーボードにするアプリ「Rickey+(リッキーver.2)」を発売しました 携帯、モバイル関連 アンドロイド・スマートフォン/タブレットをWindowsパソコン用の無線キーボードとして利用できるようにするアプリ「Rickey+」を本日、GooglePlayストアで提供開始しました。提供価格は400円です。QWERTキーボード、五十音キーボードでの文字入力の他、マウスパッド画面でのマウス操作などができ、子どもから高齢者まで幅広くご利用いただける仮想キーボードアプリです。また、Rickey+は、上肢障害がある方の操作支援機能を備えています。 イデア・フロント株式会社(東京都文京区、代表取締役:内田斉、以下「イデア・フロント」は、Androidスマートフォン/タブレットをWindowsパソコン用のBluetoothキーボードとして利用できるようにす
丸山正樹さん 手話でろう者と聴者をつなぐ「手話通訳士・荒井尚人」を主人公にした小説『デフ・ヴォイス』(文春文庫)でデビューした丸山正樹さん。このたび続篇『龍の耳を君に』(東京創元社)を上梓した。 「前作は手話のことは何も知らず、本で調べたことだけで書きましたが、ろう者の方々から強い支持をいただきました。続篇希望の声もあり、緘黙症(かんもくしょう/言語能力はあるのに話すことができない症状)の人が手話で話したらどうだろう、というアイデアがずっと頭にありまして、今回一気に書き上げました」 発達障害「自閉症スペクトラム」であり、場面緘黙を併発している少年が物語の軸だ。 「意図的に“マイノリティーを代弁”しているつもりはないのです。ただ、私自身、50歳目前でやっとデビュー出来ましたが、その後も作品が何度もボツになった。私生活でも家族の介護を長年続けていて、息切れすることがあります。どこかに、“世間”
「障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー」製作始める 日常の不便さを改善するグッズを自分で作ろう--。障害者らでつくる一般社団法人「障害者・高齢者3Dプリンタ・ファクトリー」(高松市)が、3Dプリンターを使ってハンディキャップのある人の暮らしを助ける補助器具の製作を始めた。将来は障害者の収入にもつなげたいと考える代表の三野(さんの)晃一さん(60)は「障害者が100人いれば100人が異なる不便さを抱える。ちょっとしたアイデアで、バリアー(障害)をバリュー(価値)に変えていきたい」と話す。 三野さんは2014年から、当時勤めていた障害者就労支援事業所でクラウドファンディングを使い資金を集め、地元の養護学校で出た要望などを基にプラスチック樹脂でグッズ製作を始めたという。その後、昨年10月、障害を持つ仲間を中心に約10人でファクトリーを設立した。
奈良市議会は、本会議場や委員会室をバリアフリー化する改修工事を行った。任期満了に伴い行われた先月の市議選で、身体に障害があるため車いすを使用している林政行氏(35)が初当選したのに伴う対応で、市議会事務局によると議場のバリアフリー化が行われたのは同市では初めてという。 林氏は天理高校ラグビー部員だった高校3年のとき、練習試合中に頸椎を損傷。首から下が自由に動かせない四肢まひとなり、電動車いすを使用している。7月9日に投開票された市議選に無所属で立候補し、4194票を獲得、5位で初当選した。 当選後、林氏が議会棟を見学した際、電動車いすで本会議場を移動するのは難しく、答弁に支障があることなどが判明。他の地方議会での対応状況なども参考に、本会議場の床の段差を解消。4人掛けの固定長机となっている議員席を一部取り外し、移動可能なキャスター付きの机に変更、委員会室の扉3カ所を引き戸にした。 議員は本
ドライブシミュレーターでの訓練に取り組む浜松市の男性(左)。右はアドバイスする建木健・聖隷クリストファー大助教=浜松市北区の同大で 脳卒中などのリハビリを終えた人が運転を再開できるよう、医療ではなく、障害者支援の枠組みの中で援助する試みが浜松市で行われている。病院と教習所の支援は一発勝負の“テスト”が多いのに比べ、障害者支援の期間は長く、練習を繰り返して取り組める。医療では保険適用が限定的で支援が手弁当になりがちだが、障害者支援には財政的裏付けもあるのが利点だ。 画面上で車を発進させるといきなりクラッシュした。右の車線に出た際に後続の車と衝突したのだ。「久しぶりなので……」と男性(47)は戸惑う。男性が取り組むのは聖隷クリストファー大(浜松市北区)に置かれたドライブシミュレーター。男性は3年前に小脳梗塞(こうそく)になり、記憶障害など高次脳機能障害が残った。「生活には車が必要」と運転再開を
【横浜】トーキンオール(川崎市川崎区、吉田基一社長、044・333・0012)は、明治大学や神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)などとの産学官連携で6輪機構の「ハンドル型電動車いす」を開発した。搭載したセンサーにより障害物や段差を認識し、自動で停止や回避する。今後神奈川県の「さがみロボット産業特区」などを活用し実証実験を行う。2018年度の製品化を目指す。 「ハンドル型電動車いす」はそれぞれ独立した関節を持つ6輪機構のため段差に強く、転倒しにくい。車体前方の二つの2次元レーザーセンサーで前方約270度の障害物や軌道を調べながら進む。この「パスプランニング」機能は明治大学理工学部の黒田洋司教授の指導を受けた。 大きさは全長1200ミリ×幅700ミリ×高さ1090ミリメートル。速度は時速6キロメートルでJIS(日本工業規格)の規格範囲に準拠した。鉄製で重さは約100キログラム、最大走行
撮影/編集部・深澤友紀この記事の写真をすべて見る みんなでつくるバリアフリーマップアプリ「ウィーログ」。無料でダウンロードできる(写真:NPO法人PADM提供) 数センチの段差や傾斜が車いすユーザーの行く手を阻む。それでも外出したいという一人の女性の熱意が、バリアフリーアプリを誕生させた。 4.5センチ──。このわずかな段差が、車いす利用者に高い壁となって立ちはだかっているという。どこに段差(バリア)があるかわからずに、外出をためらう人も多い。 2年前、インターネット検索大手のグーグルが実施する社会貢献アイデアコンテスト「グーグルインパクトチャレンジ」の最終選考会で、電動車いす利用者の織田友理子さん(37)はこう訴えた。 「車いす利用者にとって必要な情報を、みんなの投稿で共有する世界最大のバリアフリーマップをつくりたい」 ●情報を投稿して共有 彼女が語った夢はグランプリを受賞し、5千万円の
8耐決勝前日にパレード…ボランティア120人募集 体が不自由で車椅子に乗っている人などが、オートバイの後部座席に同乗し、鈴鹿サーキット内を走行できるイベントが、29日に行われる。ハンドルを握る往年の名ライダーや現役選手たちの体と一緒に専用ベルトで固定し、安全を確保する。ライダーは「風を切って走る素晴らしさを感じてほしい」と参加を呼びかけ、サポートするボランティアも募集している。(南条哲治) イベントは、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)などで活躍した水谷勝さん(67)(愛知県津島市)の約20年前の体験がきっかけ。オートバイメーカーのテストコースで行われた体験走行会で、車椅子で見学に来ていた20歳代の男性を誘い、後部座席に乗せてみた。するとカーブを曲がる度、男性が自らの体を支えようと、太ももに力を入れるのを感じたという。 「動かないはずの男性の脚が動いた気がした。男
2017年06月29日 要望・声明バリアフリーお知らせ タグ 空港 6月5日、奄美空港で起きたバニラエアの車いす利用者搭乗拒否の問題に対して、本日声明を出しました。 「歩けない人は搭乗できない」と職員に言われ、同乗者の介助も制止したといいます。障害者差別解消法が施行され、1年以上が経過をしましたが、障害を持つ人に対する差別的な認識や、この法律が社会にまだまだ認知されていないことが浮き彫りとなったと思います。今回のような事が二度と起こらないよう、改善を進めていただきたいです。 2017年6月29日 バニラ・エア車いす利用者搭乗拒否に対するDPI日本会議声明 特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議 議長 平野みどり 私たちDPI(障害者インターナショナル)日本会議は全国95の障害当事者団体から構成され、障害の種別を越え障害のある人もない人も共に生きられる社会の実現に向けて
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