モルガン・スタンレー・キャピタルという会社に勤務している慎さんという方が27歳の時に書かれた本。 タイトルにあるように、ファイナンス理論の触りを、誰にでもわかるように噛み砕いて説明されています。 内容はあまり多くないですが、まぁわかりやすい。 といっても、当たり前のことが多いです。 内容 ・リスクとリターン ・リスク分散 ・現在価値と将来価値 中身はこれらの説明のみです。 著者が述べたいのは、ファイナンス理論の考え方は、日常のあらゆる場面で使えるものであるということです。 リスクとリターン ①同じリスクで高リターンを得られる リスクとリターンは表裏一体だが、リターンはリスクを負うこと以外によってもあげられる。 簡単にいうと、訓練して同じリスクを追ったときに得られる成果を上げるということ。 (書籍内では、航海に関して、素人とプロが同じ海に出るリスクを追っても、成果が異なることを例にしている)
