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村上春樹に関するsasakillのブックマーク (44)

  • 村上春樹のエッセイ - 百水日記

    ニューヨーク・タイムズの日曜版に載っていた村上春樹氏の記事。僕のもっとも好きなエッセイの一つ。ジェイ・ルービンさんの英語訳を、村上風に日語へ訳し戻してみたのですが、伝わるでしょうか? 「ジャズの伝道師」 村上春樹/英訳:ジェイ・ルービン 僕は小説家になってやろうなんて思ったことはなかった——少なくとも、29歳の誕生日を迎えるまでは。 これはまったくの真実である。 僕はまだ小さかった頃から沢山のを読んできた。それこそ頭のてっぺんからつまさきに至るまで小説の世界にどっぷりとつかってきたようなものだから、それまで何かを書きたいと思ったことなんて一度もなかったといえば嘘になる。でも自分にフィクションを書く才能があるなんて考えたことはなかった。十代の頃は、ドストエフスキー、カフカ、バルザックといった作家を愛読していた。そして、彼らが僕たちに残してくれた作品に肩を並べるものを自分が書けるとは到底思

    村上春樹のエッセイ - 百水日記
  • うーむ - finalventの日記

    なんか悪口みたいに聞こえるかもしれないけど、佐々木さんて文学的な感性っていうのか、ないのかな、とは思った。 ⇒「正論原理主義」を乗り越えて:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan 読み方はさまざまにあるけれども、ひとつの切り口から見れば、村上文学はこう読み取れる――初期の作品群は、主人公「卵」がいかに世界のシステム=「壁」から回避し、孤独でシニカルな生き方を選びとることができるのかというテーマに覆われていた。社会からの撤退であり、その撤退の先にいったい何が待ち受けているのかという問題だ。ところが一九九〇年代以降、そのテーマは大きく変容している。 初期作品の総括ともいえる、これ読んだことないのかな。 羊をめぐる冒険: 村上 春樹 この物語の冒頭に描かれている三島由紀夫の自決の描写が、今回の文春での団塊世代への批判に呼応しているのに。 あと。 壁と卵は対立しているだけではな

  • 小説小道

  • 村上春樹: 常に卵の側に

    ハアレツに発表されたエルサレム賞での村上春樹スピーチ(原稿なのか書き起こしかは不明)です。 彼の署名記事です。 原文は http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 常に卵の側に 村上春樹 今日私はエルサレムに小説家、つまりプロの嘘つき(spinner of lies)としてやってきました。 もちろん、小説家だけが嘘をつく訳ではありません。すでに周知のように政治家も嘘をつきます。外交官や軍人は時と場合によって独自の嘘を口にします。車のセールスマンや肉屋、建築屋さんもそうですね。小説家とその他の人たちとの違いですけど、小説家は嘘をついても不道徳だと咎められることはありません。実際、大きい嘘ほど良いものとされます。巧みな嘘は皆さんや評論家たちに賞賛されるというわけです。 どうしてこんな事がまかり通っているかって? 答えを述べさせていただきます

    村上春樹: 常に卵の側に
  • 村上春樹さんのイスラエル講演をハルキ風に和訳してみた Kittens flewby me

    壁と卵 - 池田信夫 blogで英語のスピーチの抄録が紹介されていたので、ちょっとハルキ風に和訳してみた。 僕は小説家として - あるいは嘘の紡ぎ屋として、エルサレムにやって来た。政治家や外交官も嘘をつくけれど(すみません大統領)、小説家のそれは違う。 小説家の嘘は告訴されないし、またその嘘は大きければ大きいほど、賞賛も大きくなる。彼らの嘘と小説家のそれとの違いは、それが真実を明らかにするところ - 全体の中から掴み取るのが難しい真実をフィクションの世界で紡ぎ出すところ、にある。だが、小説家はまず、自分たちの嘘を明らかにするところから始めなければならない。 今日は真実を話そう。そんな日は1年のうちほとんどないことだけれど。 この賞を受けるのかどうか、僕はガザでの戦闘のことで忠告を受けた。それで自分にこう問うた:イスラエルを訪れるのは適切なことか?それは一方の立場を支持することにはならないか

  • 雑誌『プレジデント』の公式サイト:PRESIDENT Online - PRESIDENT

    2024年8月16日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第31回 環境フォト・コンテスト2025」へのご応募、ありがとうございました! 2024年1月15日(月) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第30回 環境フォト・コンテスト2024」入賞作品を発表! 2023年1月13日(金) プレジデント / 環境フォト・コンテスト「第29回 環境フォト・コンテスト2023」入賞作品を発表! 2022年1月14日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第28回 環境フォト・コンテスト2022」入賞作品を発表! 2021年2月8日(月) プレジデント読者のみなさまへお知らせ 2021年2月8日 2021年1月8日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第27回 環境フォト・コンテスト2021」入賞作品を発表! 2020年1月10日(金) 環境フォト・コンテス

    雑誌『プレジデント』の公式サイト:PRESIDENT Online - PRESIDENT
    sasakill
    sasakill 2008/10/21
    『ダークプレイスに行くためには、肉体的にタフでないといけません。そこから帰ってくるには強くないといけないんです。強くなければ帰ってこれなくなってしまう。』
  • 村上春樹的ドラえもん:アルファルファモザイク

    僕はネコ型ロボットで、そのとき野比家の屋根の上に座っていた。 十一月の冷ややかな雨が大地を暗く染め、傘をさした小学生たちや、 閑散とした裏山の上に立った杉の木や、明日ののびたの宿題やそんな何もかもを フランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。 やれやれ、またのびたの世話か、と僕は思った。 「完璧なネコ型ロボットなどといったものは存在しない。完璧な人間が存在しないようにね。」 僕に耳があったころ偶然にも知り合った未来デパートのの店員は僕に向ってそう言った。 僕がその当の意味を理解できたのはのびたの子守になってからのことだったが、 少くともそれをある種の慰めとしてとることも可能であった。 完璧なネコ型ロボットなんて存在しない、と。 「じゃあ私たちわかりあえるわね?」と静ちゃんは静かに言った。 彼女が電話の向こうで椅子にゆったりと座りなおし、脚を組んだような雰囲気

    sasakill
    sasakill 2008/04/03
    ツボったwww
  • 英文を村上春樹風に訳しなさいというふざけた課題 - 女教師ブログ

    (→こちらに後日談があります:http://d.hatena.ne.jp/terracao/20080204/1202133915) 昨日、英語II の試験があったのだが、そこに出てきた問題が「次の対話文を、村上春樹風に訳しなさい」だった。 なんだそりゃ!ふざけんな! でもやってみた。 問題1A: Is that a dog?B: No. It is a horse.私の訳「アレって、結局のところ、犬みたいなものじゃないの?」直美はわからない、という顔をして不機嫌そうにそうつぶやいた。「いや、それはちがう。馬、そう、馬みたいなものさ。でもそれは僕らにとって問題じゃない。僕らは、今夜、四谷のラブホテルでセックスをした、それだけのこと―――」僕が言い終わらないうちに、直美はベッドから起きあがり、言った。「セックスについて、軽々しく語らないでよ」今思い出しても恥ずかしくなるほど、僕は、未熟だった

    sasakill
    sasakill 2008/02/04
    はてブのコメントにあった、『「犬?」と僕は聞いた。「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない、馬よ、完璧に。二〇〇パーセント」』が正解のような気がする。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    進捗管理が趣味の楽しみ方の景色を変えた 進捗管理の仕事をやらされていた。嫌だったというか、つどつど起きるトラブルがしんどくて最初はかなりストレスだった。なので、進んでやりたいことだと思わなかった。それに、かなり抽象的な技術で、に書かれている通りのフレームを当て込んでも、その通りにはなら…

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    sasakill
    sasakill 2008/01/31
    『私はお前の行く道の2年あとを遅れて歩いているかもしれないが、お前の知らない道の5年先を走っている』
  • 「村上春樹の文学は日本の過去に免罪符を与えようとしている」 | Chosun Online | 朝鮮日報

    『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』をはじめとした作品で韓国でも厚い読者層を持つ日小説家・村上春樹(写真)。この村上春樹文学に対し、「村上春樹が文学を通じ、帝国主義日の過去に免罪符を与えようとしている」との批判が提起された。またこうした主張は、戦争被害国ではなく、加害国の学者により提起されたという点で、より注目を集めている。 先月30日から31日にかけ、高麗大100周年記念館で高麗大と東京大の共同主催で開かれた「東アジアで村上春樹を読む」シンポジウムに参加した小森陽一東京大大学院教授(言語情報科学)は、「記憶の消去と歴史認識」という主題発表で、「『海辺のカフカ』がヒットした背景には、日の社会構成員らの集団的無意識の欲望と作家の文学表現が結合した極めて危険な転向の姿がある」と主張した。 小森教授は昨年にも日で、『村上春樹論-『海辺のカフカ』を精読する』という著書を発表したことがあ

  • 村上春樹風に語るスレジェネレーター

    Warning: file_get_contents() [function.file-get-contents]: HTTP request failed! in /var/www/html/pha/tools/spam/gethotkwd.php on line 75 Warning: file_get_contents(http://ranking.goo.ne.jp/rss/keyword/main/keyword/index.rdf) [function.file-get-contents]: failed to open stream: Success in /var/www/html/pha/tools/spam/gethotkwd.php on line 75 お問い合わせなどはこちらのアドレスにお願いします→: pha22.net

  • 産経新聞 ENAK

    奥田英朗「サウスバウンド」

  • 産経ニュース

    17日に開かれた自民党大会は、派閥のパーティー収入不記載事件を受けて例年のお祭りムードは鳴りを潜め、緊張感が漂った。岸田文雄首相(党総裁)は演説で「深刻な政治不信を引き起こした」などと大半を謝罪の言葉に充て、4月28日投開票の衆院3補欠選挙選挙に向けたガンバロー三唱など…

    産経ニュース
  • 極東ブログ: [書評]海辺のカフカ(村上春樹)

    ようやく読めたということに個人的な感慨がある。長いこと読めなかった。私事めくが私は村上春樹の熱心な読者で十年前までは初期の作品のほぼコンプリートなライブラリーを持っていた。後に「回転木馬のデッド・ヒート」(参照)にほぼ収録された『IN・POCKET』も全巻持っていた。が、ごく僅かを残して捨てた。彼が国分寺で経営していた喫茶店ピーターキャットにも行ったことがある(もっともそのときの店主の記憶はない)し、その他、彼が住んでいた地域や「遠い太鼓」(参照)の異国の町まで見聞したこともある。それほど好きだった村上春樹の文学がぱったりと読めなくなった。 私に二つの事件が起きた。一つは期待していたというかあまりに期待していた「ねじまき鳥クロニクル」(参照1・2・3)の第三部「鳥刺し男編」(参照)にぶっち切れしてしまったことだ。私はこの作品は二部までの力量で最低でも五部まで続くと信じていた。ひどく裏切られ

  • Amazon.co.jp: ロング・グッドバイ: レイモンド・チャンドラー (著), 村上春樹 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: ロング・グッドバイ: レイモンド・チャンドラー (著), 村上春樹 (翻訳): 本
    sasakill
    sasakill 2007/01/30
    どのように印象が変わるか、楽しみ。
  • asahi.com: 村上春樹さん『グレート・ギャツビー』を新訳 - ひと・流行・話題 - BOOK

    満を持して、という形容がぴったりくる。スコット・フィッツジェラルド(1896〜1940)の『グレート・ギャツビー』が村上春樹さん(57)による新訳で中央公論新社から出た。人生で巡りあった最も重要なをどうしても1冊だけ選べと言われたら、「迷うことなく『グレート・ギャツビー』を選ぶ」という村上さんにメールでインタビューした。 〈もし『グレート・ギャツビー』という作品に巡り会わなかったら、僕はたぶん今とは違う小説を書いていたのではあるまいか〉(あとがき) ——『ギャツビー』の主人公ニックの視点は、初期の村上作品に影響を与えているように思います。 「今までとくに自覚はしなかったけれど、あらためて考えてみたら、『ギャツビー抜き』のニックが(とくに望みもしないまま)自前の冒険に乗り出すというのが、僕のある時期の小説の構図みたいになっていたのかもしれませんね」 「ニック・キャラウェイは『いろんなものご

  • 高い志 小説家の規範《村上春樹 僕の「ギャツビー」 下》 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ――村上さんはフィッツジェラルドを小説家として「規範・基準」と見ていると書いています(『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』)。それはどんな意味においてでしょうか。フィッツジェラルドは「私生活があまりまともじゃなかった」(『村上朝日堂 はいほー!』)のに対し、村上さんの生活は、その対極にあるのでは? 村上 天才と呼ばれる人々の個人的生活にはどんな規範や基準も適応できません。そういうものが適応できるのは「天才ではない人々」についてだけです。天才について語られるべきは、その結果のみです。 天才はどんな生活を送り、どんなひどいことをしてもべつにかまわない(もちろん芸術的な視点から言ってですが)。破滅しようが、若死にしようが関係ない。ただ素晴らしい作品を後世に残せばいいわけです。天才というのはそのために存在しているわけですから。 フィッツジェラルドもその天与の才を発揮して、いくつかの素晴らし

  • asahi.com:〈ふたつのM-マンガと村上春樹4〉世界に根付く自己表現

    〈ふたつのM−マンガと村上春樹4〉世界に根付く自己表現 2006年11月22日15時33分 「うちの学生に、マンガ家がいる」。フランクフルト大学日学科のゲーパルト教授から教えられ、ドイツ学術交流会の奨学生として先月まで来日していたクリスティーナ・プラーカさん(23)に、東京で会った。 ドイツの少女マンガ誌「DAISUKI」。日的な少女感覚があふれている 「日でもになったら、最高!」と夢を語るドイツのマンガ家クリスティーナ・プラーカさん=東京都内で 05年春にドイツで出版された「YONEN(幼年) BUZZ」は、日独ハーフの主人公ら東京の若者4人によるロックバンドを描く連作だ。これまでに2巻出て、フランスやアメリカでも翻訳されている。 フランクフルト近郊生まれで両親はギリシャからの移民。11歳で、テレビアニメ「アタックNo.1」に夢中になった。14、15歳のころ、日のマンガが翻訳さ

  • asahi.com:〈ふたつのM-マンガと村上春樹3〉新旧東西 混在が人気

    〈ふたつのM−マンガと村上春樹3〉新旧東西 混在が人気 2006年11月22日14時32分 ベルリンで、日のポップカルチャーの専門店を訪ねた。「NEO TOKYO」。マンガ、アニメのDVD、JポップのCDなどがいっぱい。店員に一番人気のマンガを聞くと「NANA」だった。「男の子はアニメファンが多く、マンガは女の子が多いんだ」 居合わせた実習生シーラさん(20)、店員マリアさん(18)、高校生ナディンさん(16)。それぞれに好きなマンガを聞くと、シーラさんは「ちょびっツ」、マリアさんは「NANA」、ナディンさんは「オセロ。」。Jポップは「カゲロウ(蜉蝣)」「ムック」の名が挙がり、よどみがない。残念だが、私の全く知らないグループだった。 小さいときから日アニメに親しんできた世代は、異文化にオープンだ。知っている日語を聞くと、今や世界共通語になった「カワイイ」「ビジュアルケイ(系)」のほか

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