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economicsに関するsarutoruのブックマーク (188)

  • ハイエクのジレンマ - 池田信夫 blog

    Marginal Revolutionで、ハイエクをめぐる議論が盛り上がっている。この記事(のリンク先のエッセイ)もおもしろいが、コメントの水準も高い。これを読むと、アメリカのブログがアカデミックな議論の場になっていることがわかる。 ここでTyler Cowenが提起している「ハイエクには意味があるか?」という問題は、自由主義の将来を考える上で重要である。ハイエクは、社会主義を否定して市場の自生的秩序を賞賛したが、彼の主張には致命的な矛盾が含まれている。社会主義も、それ自体が政治的な進化の結果、成立したという意味では自生的な秩序だからである。 資主義も、ハイエクの想定するような自生的な進化の結果うまれたものではない(そうであれば地球上のすべての文明圏が資主義になっていただろう)。資主義は、財産権や絶対主義などの西欧に固有の法・政治的な制度によって生み出された特殊な経済システムであ

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    sarutoru 2007/02/25
    ハイエクは、社会主義を否定して市場の自生的秩序を賞賛したが、彼の主張には致命的な矛盾が含まれている。社会主義も、それ自体が政治的な進化の結果、成立したという意味では自生的な秩序だからである
  • bewaad institute@kasumigaseki(2007-02-20) - [economy][WWW]生産性問題まとめ

    ■ [economy][WWW]生産性問題まとめ 山形浩生さんと池田信夫先生が中心となった一連の論争について、まとめてみました。 主なやり取り(時系列順) 山形浩生さんゴッドランドの経済学はてなブックマークでの反応) 山形浩生さん生産性の話の基礎(はてなブックマークでの反応) 池田信夫先生生産性をめぐる誤解と真の問題(はてなブックマークでの反応) 山形浩生さんそれでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。(はてなブックマークでの反応) 分裂勘違い劇場さんアルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する(はてなブックマークでの反応) 池田信夫先生生産性と「格差社会」(はてなブックマークでの反応) 分裂勘違い劇場さん「他人の生産性が向上すると自分の給料も増えるのか?」を中学生でもわかるように図解してみました(はてなブックマークでの反応) 山形浩生さん山形より上手でていねいな説明をご

  • 限界生産性とPPPについての超簡単な解説 - 池田信夫 blog

    わかりきった「生産性」論争はもう終結したと思ったのだが、4日間で9万ページビューも集まり、200以上の(大部分は混乱した)コメントがついて、「限界原理ってわかりづらい」とか「限界生産性vs平均生産性って何?」とかいうTBもたくさんついた。私の説明がまずかったのかもしれないので、おまけとして超簡単に教科書的な解説をしておこう。 限界原理というのは、ちっともわかりづらいものではない。むしろ、わかりやすすぎることが怪しいぐらいの話だ。前の記事の説明を繰り返すと、喫茶店のウェイトレスをあらたに雇って時給800円を払えば、1時間に売り上げが800円以上増えるとき、店主はウェイトレスを雇うが、売り上げ増がそれ以下なら雇わない。それだけのことだ(もうちょっとちゃんとした解説はここ)。 しかし、世間の常識と違うことが一点だけある。それは、問題は平均値ではなく、個別の店の売り上げ増だということである。世

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    sarutoru 2007/02/17
    PPP(購買力平価の均等化)
  • 暗闇の海底でみる夢___哲学の断想集___ - 高給取りの条件は、生産性の高さではなくて、独占の度合いである。

    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

    暗闇の海底でみる夢___哲学の断想集___ - 高給取りの条件は、生産性の高さではなくて、独占の度合いである。
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    sarutoru 2007/02/07
    あるいは、政治家を利用して、法律によって参入障壁を作り上げねばならない。
  • 科学研究費補助金特定領域「経済の実証分析と設計」総括班

    ■■■ABOUT■■■ 科学研究費補助金特定領域「経済制の実証分析と設計」 とは? 最終報告書 ができました(2006年5月) ■■■CONFERENCES■■■ 最近総括班が主催・共催したコンファレンス ■■■DISCUSSION PAPERS■■■ ディスカッションペーパーの閲覧・ダウンロードはこち らから ■■■OUTPUT■■■ 総括班の研究成果 ■■■DATASETS■■■ 作成されたデータで公開可能なデータ ■■■LINKS■■■ リンクいろいろ

  • 経済統計学会 Website Home

  • OhmyNews:経済用語の新常識(6) ~山崎元コラム~ インフレ・ターゲット

  • 自生的秩序 - 池田信夫 blog

    一昨日の記事にはすごい反響があり、昨日は当ブログで過去最高の2万アクセスを記録したので、少し学問的な付録を付け足しておく。 「自由度」とは何のことかわかりにくいというコメントがあったが、この元ネタは実はハイエクである。彼は、個人が効用を最大化するという新古典派経済学の功利主義を斥け、「パレート最適」のような福祉最大化を政策目標とすることも否定した。彼が法秩序の原則として掲げたのは、「任意のメンバーがその目的を達成するチャンスをできるかぎり高めること」である(cf. Gray)。その結果として所得が最大化されることは望ましいが、それは副産物にすぎない。これは効用を最大化する自由度(オプション価値)を最大化する「メタ功利主義」ともいうべきものだ。 ハイエクは社会で特定の目的を実現しようとする「ユートピア社会工学」を否定したが、制度(ルール)の設計を否定したわけではない。重要なのは、人為的に

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    sarutoru 2007/01/18
    ハイエクが法秩序の原則として掲げたのは、「任意のメンバーがその目的を達成するチャンスをできるかぎり高めること」である(cf. Gray)。その結果として所得が最大化されることは望ましいが、それは副産物にすぎない
  • ゾンビの経済学 - 池田信夫 blog

    先日のホワイトカラー・エグゼンプションに関する記事には、予想外の反響があった。私も企業ごとのミクロレベルでは、残業規制の緩和が労働強化に結びつく可能性はあると思う。しかしマクロに見ると、失業を減らす方法は(供給が所与である以上)労働需要を増やすしかなく、そのためには企業収益を高めるしかない。世の中では、正社員が減ってみんなフリーターになるように思われているが、実際には昨年の正社員総数は一昨年より増え、今年の新卒採用も大幅に増えた。つまり究極の雇用政策は、経済を活性化することなのである。 この場合、活性化を(投資水準が所与の)短期でとらえるか(投資が変動する)長期でとらえるかによって必要な政策は異なり、「構造改革かリフレか」といった二分法はナンセンスである。有効需要が大幅に不足してデフレになっているといった短期的な緊急事態に対しては、金融緩和によって投資需要を追加する(インフレによって実質

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    sarutoru 2007/01/13
    潜在成長率を決めるもっとも重要な要因がTFP(全要素生産性)。ゾンビ(古い大企業)が追い貸しで生き延びる一方、資金調達の困難な新しい企業が廃業することによって日本経全体のTFPは大きく低下したのである。
  • ハイエクと知的財産権 - 池田信夫 blog

    先日も少し紹介したが、最近、経済学者のブログでハイエクがちょっとした話題になっている。サックスが「ハイエクは間違っていた」と論じたのをイースタリーが批判し、さらにサックスが反論している。ポイントは、ハイエクが30年前に「スウェーデンのような福祉国家は社会主義国と同じ運命をたどるだろう」とのべたことだ。実際には、北欧諸国の経済的なパフォーマンスは良好で、日でも「北欧型をめざせ」という議論がある。 しかしハイエクが生きていたら、こんな批判は一蹴しただろう。彼にとって社会主義の欠陥は経済的な非効率性ではなく、それが人間の自由を拘束すること自体だからである。彼は、非常に有名な1945年の論文で価格メカニズムの意味をこうのべる:合理的な経済秩序の問題に特有の性格は、われわれが利用しなければならないさまざまな状況についての知識が、集中され統合された形では決して存在しないという点にある。[・・・]し

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    sarutoru 2007/01/07
    われわれが利用しなければならないさまざまな状況についての知識が、集中され統合された形では決して存在しないという点にある・・・これはおそらくインターネットの自律分散の思想をもっとも早い時期に提唱したもの
  • 「失われた15年」に失われたもの - 池田信夫 blog

    バブル崩壊から16年がたった。日経済は「失われた15年」を脱却し、史上最長の景気拡大が続いていることになっているが、生活が改善された実感はない。安倍政権の「上げ潮路線」では、5年以内に名目成長率を3%台にすることが掲げられているが、GDPを拡大すればこの状況は変わるのだろうか。私は「物より心のほうが大事だ」といった議論をしているのではない。狭義の金銭的な指標だけを考えても、齊藤誠『成長信仰の桎梏』が指摘するように、GDPは政策目標ではありえないのだ。 ふつう最適成長理論などで設定される目的関数は、将来にわたる消費の積分値の最大化であって「総生産」の最大化ではない。GDPは消費と投資からなり、投資はそれによる将来の消費の割引現在価値に等しいと考えられているが、それが現在の消費と等価になる(GDPが現在と将来にわたる消費の代理変数になる)のは、経済が恒常成長経路の上にある場合に限られる。通

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    sarutoru 2006/12/31
    中長期的に考えれば、もっとも重要な指標はGDPではなく、日本経済全体の「投資収益率」を最大化することである。
  • MATSUO'S PAGE

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    sarutoru 2006/12/20
    マルクス経済学
  • ビジネス英語講座:スペースアルク

    ***ビジネス英語通になるための25話*** 第22話 ■インフレ指標のいろいろ 今回はインフレの話です。インフレの逆であるデフレ(全般的物価下落)は、製品価格の下落が生産の縮小を招き、ついには失業者があふれる大恐慌を意味します。ですからデフレ気味だと、コントロールしながらインフレを演出してみては、という調整インフレ論(inflation targeting)まで出てきます。しかし、インフレの行き過ぎは消費者の実質所得を引き下げ、企業のコスト増を招く上、予測可能性という、経済活動に重要な要素を損ねますから、どの国の中央銀行も景気の拡大による雇用の確保と物価安定(つまりインフレ抑止)のバランスを取りながら金融政策(monetary policy)の運営に努めます。 アメリカの代表的なインフレ指標は次のとおりです。 消費者物価指数(consumer price index):一般消費者の

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    sarutoru 2006/12/20
    NAIRU (Non-Accelerating Inflation Rate of Unemployment、インフレを生じさせない失業率の下限=自然失業率)
  • フリードマンは黒人の差別問題を人種差別されるからではなく努力が足りないからだ、といったのか?

    いってるわけない。 まず内橋克人『悪夢のサイクル』(文藝春秋社)より引用 <アメリカではケネディ政権の時代、黒人差別の問題が社会的関心を呼ぶようになりましたが、フリードマンはこうした政府による自由競争への介入にも反撥し、『資主義と自由』の中でも、「最大限の競争が自由に存在する諸領域では、特定の有色人とか宗教とかの集団に対する差別は最も少なくなる」と断言しています。 「黒人の差別問題は貧困問題である。彼らが収入の高い仕事につけず、不況になると真っ先に解雇されてしまうのは、十代のときに怠けて勉強しなかったため、企業が必要とする技能を身につけていないことが理由である」と主張しました。 つまり黒人の社会的地位が低いのは、人種差別だれるからではなく努力が足りないからだ、というわけです(91-2頁)>引用終わり。 まず最近老眼気味ゆえに見落としてたらスマソだが、『資主義と自由』の中には、「黒人の差

    フリードマンは黒人の差別問題を人種差別されるからではなく努力が足りないからだ、といったのか?
  • 追悼 我が友ミルトン・フリードマン

    追悼 我が友ミルトン・フリードマン
  • ARUKA STUDIO | 中央大学名誉教授・京都大学博士(経済学)、有賀裕二のホームページです。

  • Amazon.co.jp: 自己組織化と創発の経済学: 日本的システムに未来はあるか: 富森虔児: 本

  • MHET's Web Site

  • 研究メモ - [学問][書評]日本の左翼は何を学べばよいのか。

    『日とフランス 二つの民主主義 不平等か、不自由か』を飛ばし読みした。 日とフランス 二つの民主主義 (光文社新書) 作者: 薬師院仁志出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/08/12メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (73件) を見る 勉強する前にちょっと、と思って30分くらい飛ばし読みしてみた。が、その後、読むのは止めたものの、変な政治的妄想が頭から離れずに勉強に集中できなかった。なので、でここで書いてみることにした。基的に、この著作とは関係ない内容なのであしからず。 でもいちおう、つまみ読みでも許される範囲内で、の感想を。 ちゃんと読んでないけど、なかなか面白そうである。最後の一文は印象的だ。 日曜日に買物さえできないようなフランスは、何かと不自由だ。ただ、問題は、どのような自由が真に守るべき自由であって、どのような不自由が犠牲にし

    研究メモ - [学問][書評]日本の左翼は何を学べばよいのか。
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    sarutoru 2006/10/19
    福祉国家論のあたり
  • リフレ派を批判した山崎元氏のその後

    田中秀臣氏の「ノーガード経済論戦」というブログを読んでいたら、野口旭氏の新著「エコノミストたちの歪んだ水晶玉」に関する記事があって、このには『声の出るゴキブリ』とリフレ派を批判した山崎元氏のその後」が出ているという記述があった。自分のこととあっては、なかなか興味深い。早速、書店に行って、そのを買ってみた。 尚、私が、野口旭氏にお会いしたのは、TV出演の際に一度だけであり、喧嘩したことがあるわけではないし、同氏に対して何ら悪感情は持っていない。また、田中秀臣氏とは残念ながらお会いしたことがないが、氏のご著書を編集した編集者(現在私のを編集中)が「尊敬している」と言うので、一度お会いしてみたいものだと思っている。 該当ページを探すのに苦労したが、76ページから77ページにかけて、私がJMMに書いた記事の引用が二つある。 最初の引用はJMMの2005年7月11日号のもので、村上龍さんの「国