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アムステルダム大学の研究チームは、天文観測衛星「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡」が収集した宇宙ガンマ線背景放射のデータを精密解析した結果、ダークマター粒子の存在証拠は見つからなかったと発表した。データはフェルミ衛星に搭載された大面積望遠鏡によって6年以上に渡り収集されたもの。2008年にNASAが打ち上げたフェルミ衛星は、大面積望遠鏡による3時間ごとの全天スキャンを現在も続けている。ダークマター粒子同士が衝突したときに発生すると考えられている高エネルギーのガンマ線を観測できるのではないかと期待されていたが、確認できなかった。研究論文は、物理学誌「Physical Review D」に掲載された。 これまでに確認されている宇宙ガンマ線の発生源は、そのほとんどが私たちの天の川銀河の内部にあるが、その他に3000個超のガンマ線源が銀河系外で見つかっている。ただし、これら検出済みのガンマ線源をすべて合
STS-134ミッションで、国際宇宙ステーションに取り付けられた宇宙線観測装置「AMS」(2011年7月撮影)。(写真:NASA) この正体不明の物質は、宇宙空間を漂っているはずなのに、可視光も電波も出さず、望遠鏡や観測装置を向けても捉えることができません。そのため、「見えない物質」という意味で、「ダークマター」とか「暗黒物質」と呼ばれます。SFにそのまま使えそうな素晴らしいネーミングです。 2016年12月8日、国際宇宙ステーションに搭載されている宇宙線観測装置「AMS」のチームが記者発表を行ないました。その観測データには、ダークマターの形跡が見られるというのです。 これまでどんな観測装置もすり抜けてきたダークマターが、ついに捉えられたのでしょうか。長年の謎、ダークマターの正体が明かされる時が来たのでしょうか。解説しましょう。
Image Credit: NASA 米ボーイング社は9月4日、開発中の宇宙船CST-100を「スターライナー」(Starliner)と命名すると発表した。また、ケネディ宇宙センターにある同機の組み立てや整備、打ち上げ準備を行う施設も公開し、2017年に予定している宇宙飛行士を乗せた初飛行に向けて、準備が進んでいる様子をアピールした。 スペース・シャトルの引退以降、米航空宇宙局(NASA)は月や火星、小惑星などのより遠い目標に集中する代わりに、国際宇宙ステーション(ISS)のような地球低軌道への宇宙飛行士の輸送を民間企業の手にゆだねるという路線をとっており、その中でボーイング社とスペースX社の2社が、新しい宇宙船の開発にあたっている。 スターライナーはスペース・シャトルのような翼はもたず、アポロ宇宙船のようなカプセル形をしている。最大で7人の宇宙飛行士が乗ることができ、またISSへ飛行では
Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は7月5日、冥王星への最接近を約10日後に控えた4日午後に、探査機「ニュー・ホライズンズ」に何らかの問題が発生し、通信ができない状態に陥ったと発表した。その後、通信は回復したものの、必要最小限の機能のみを動かすモードに入っており、科学観測機器が動かせない状態にある。 NASAによると、通信が取れなくなったのは東部夏時間2015年7月4日13時54分(日本時間2015年7月5日2時54分)のことだったという。 その後、15時15分(4時15分)に通信は回復したが、その間に探査機は、必要最低限の機能のみを動かす「セーフ・モード」に入っていた。これは探査機に搭載されているコンピューターが問題を検知したことで、自動的にメインのコンピューターから、バックアップのコンピューターに切り替えられたためだという。 発表が行われた5日の段階でもニュ
冥王星が従える2つの月の姿が明らかに。 NASAによって2006年に打ち上げられた無人探査機ニュー・ホライズンズが、冥王星を近距離で写した世界初の映像を公開しました。この映像によって、冥王星の周りを回る2つの小さな衛星をこれまでにないほど鮮明に捉えることができ、うち1つは今回初めて撮影に成功したのです。 この2つの月の名前はNix(ニクス)とHydra(ヒドラ)。ニュー・ホライズンズが1月27日から2月8日までに撮影した写真の中にその姿が含まれていました。その写真たちを集めて作られたのが上の7コマの映像。冥王星の周りをぐるぐると回る衛星が見えますか? ヒドラが黄色、ニクスがオレンジ色の四角で囲まれた点です。ニクスのほうが、初めてその姿を映像で捉えられました。 左の写真では、ニクスとヒドラは冥王星本体や主衛星カロン、その他周りに散らばる星々の光でほとんど見ることはできません。右の写真では強す
これまでで最も鮮明なケレスの画像。正体不明の白い点が複数確認できる。ハッブル宇宙望遠鏡の撮影した最高画質の写真と比べても4倍の解像度で、準惑星の姿を見事に捉えた。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/UCLA/MPS/DLR/IDA) 火星と木星の間になる小惑星帯の中で最大の天体である準惑星ケレスの最新画像が届き、科学者たちの想像を超える不思議な世界が姿を現した。 2月17日に公開された画像を見ると、直径950キロメートルの氷の世界の表面を、クレーターがあばたのように覆い、南極のあたりにはごつごつとした地形が広がり、全体にわたって正体不明の白い点が複数確認できる。 白い点は氷原だろうとも言われているが、はっきりとしたことは分からず、関係者らの関心を大いに集めている。そのうち少なくとも1つは、ハッブル宇宙望遠鏡が以前撮影した不鮮明な写真にも微かに写っていた。 NAS
東京工業大学と中国・清華大学の研究チームが行ったシミュレーションによって、惑星の含水量をもとにして考えた場合、地球のような惑星は太陽くらいの質量の恒星に多く存在しそうだということが示された。 【2015年2月18日 東京工業大学】 生命が住める惑星(ハビタブル惑星)の探索は、現在、太陽の半分以下の質量のM型矮星に対し集中して行われようとしている。M型矮星では、太陽と同程度の質量のG型矮星にくらべ、ハビタブル惑星を検出しやすいと考えられてきたからだ。しかし、日中の研究者により、地球のような惑星を探すにはM型矮星は適さないというシミュレーション結果が示された。 NASAの衛星Suomi NPP衛星が2012年4月に取得したデータから作成された地球の画像(提供:NASA/NOAA/GSFC/Suomi NPP/VIIRS/Norman Kuring) 東京工業大学の井田茂さんと中国・清華大学のF
地球から約20光年離れた距離にある赤色矮星(わいせい)のグリーゼ581の惑星系。手前は惑星グリーゼ581g。NASA提供の想像図(提供日不明、資料写真)。(c)AFP/NASA/Lynette Cook 【2月19日 AFP】今から約7万年前、太陽系からおよそ8兆キロの距離を1個の恒星が通過したとの研究論文が17日、英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)」に掲載された。これは宇宙の基準からすると、史上最大の「危機的状況」だったという。 米国、欧州、南米の天文学者らからなる国際研究チームが発表した論文によると、最近発見されたこの暗い恒星は、オールトの雲(Oort Cloud)として知られる、太陽系外縁部を取り巻く彗星の集まりの中を通過した可能性が高いという。 この時の距離は、現在のところ太陽系に最も近い恒星のプロキシマ
Image credit: ESA 欧州宇宙機関(ESA)のスペースプレーン実験機IXVの打ち上げに向けた準備が、着々と進められている。IXVはすでにヴェガ・ロケットの頭の部分に搭載されており、2月11日に宇宙へ向けて飛び立つ予定だ。 IXVはESAが開発したスペースプレーンの実験機で、将来の再使用宇宙機の開発に向けた実験を行うことを目的としている。見た目は巨大な革靴のような格好をしており、スペースシャトルのような大きな翼は持っていない。この胴体の形状はリフティング・ボディと呼ばれ、この形によって胴体全体で揚力を発生させることができ、また後部に装備された2枚の大きなフラップを使うことで、大気圏内である程度飛行を制御することが可能となっている。機体の全長は5.0m、全高は1.5m、全幅は2.2mで、打ち上げ時の質量は2t。 IXVはアイ・エックス・ヴィーと発音し、Intermediate E
Image credit: NASA/JHU APL/SwRI/Steve Gribben 史上初の冥王星探査を目指す探査機ニュー・ホライズンズが、冥王星への接近に備えた最初の段階に入った。米航空宇宙局(NASA)・ジェット推進研究所(JPL)が1月15日に発表した。 ニュー・ホライズンズは2006年1月19日に地球から旅立ち、冥王星を目指して9年間にわたって宇宙を航行し続けている。冥王星はこれまで、地上の望遠鏡や宇宙に浮かぶハッブル宇宙望遠鏡によってしか観測が行われたことがなく、探査機が接近して詳細に観測が行われたことはない。打ち上げ後、探査機は火星軌道、小惑星帯を通過し、2007年2月28日に木星をスイング・バイし、さらに加速した。続いて土星、天王星の軌道を通過し、2014年8月25日には海王星の軌道を通過している。 その後、探査機は機器などを温存するために冬眠状態に入り、2014年1
彗星周回探査機ロゼッタ(Rosetta)搭載の実験用着陸機「フィラエ(Philae)」のカメラが捉えた「67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)」。欧州宇宙機関(ESA)提供(2014年11月12日提供)。(c)AFP/ESA/Rosetta/Philae/ROLIS/DLR 【12月11日 AFP】地球上に存在する水は、数十億年前に地球に衝突した小惑星に由来する可能性の方が、彗星(すいせい)由来の可能性よりも高いとの研究論文を、欧州の研究チームが10日の米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)の実験用着陸機「フィラエ(Philae)」は先月、アヒルのような形をした67P/チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gera
(CNN) 英富豪リチャード・ブランソン氏率いるヴァージン・グループ傘下の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅客機「スペースシップ2」は10月31日、試験飛行中に何らかの異常を来し、墜落した。この事故でスペースシップ2に乗っていた2人の操縦士のうち1人が死亡したほか、1人が重傷を負い病院に搬送された。 スペースシップ2墜落の一報は、現地時間午前10時過ぎに伝えられた。 米連邦航空局(FAA)によると、現場は米カリフォルニア州南部のモハベ砂漠上空で、事故はスペースシップ2が、輸送機「ホワイトナイト2」から切り離された直後に発生したという。 ヴァージン・ギャラクティックの最高経営責任者(CEO)、ジョージ・ホワイトサイズ氏は「宇宙は生易しくない。今日は大変な1日だった。事故原因を究明する一方、捜査にも協力する。われわれはこの困難を乗り越える」とコメントした。 ヴァージン・ギャラクテ
【10月24日 AFP】約4億5800万年前、2個の小惑星が地球に激突し、現在のスウェーデンで見られる衝突クレーターを形成したとの研究論文が、23日の英科学誌ネイチャー(Nature)系のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」で発表された。 スペイン・宇宙生物学センター(Centre for Astrobiology、CAB)の科学者らの研究チームによると、この出来事の発端は、そのさらに約1200万年前に小惑星帯で発生した、太陽系史上「最大級の宇宙大惨事の一つ」である強大な衝突にまでさかのぼることができるという。 この衝突により、直径200キロの小惑星はばらばらに砕け、大きな岩の塊を周囲にまき散らした。その一部は、後に地球の軌道を横断。論文によると、そのうちの2つが、地球と激突したという。場所は、現在のスカンディナビア(Scandinav
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