きしめんのルーツの秘密は「いもかわうどん」にあり!? この『メシ通』で私、永谷がしつこいほど取り上げている、きしめん。モチモチ&ツルツル食感の麺、そして、ムロアジやさば節でとったダシとたまり醤油を合わせた野趣溢れる味わいのつゆ。2、3日食べないと禁断症状に陥ってしまうほど私はズブズブにハマっている。 ※写真はイメージ いつものようにきしめんを食べていたときのこと。ふと「きしめんの“きし”って何だろう?そもそもきしめんのルーツって……」との疑問を抱いた。と、同時に今まで何も考えずに、きしめんの美味しさを訴えてきた自分が恥ずかしくなった。 すぐさま愛知県麺類食堂生活衛生同業組合のホームページをチェックすると「様々な説があってどれも確かなものはありません」と、あった。 ええっ!? ちなみにその説というのは、 1.「雉麺」説 江戸時代、尾張藩の殿様が雉(きじ)肉入りの田舎うどんを好んで食べたことか
