なぜ、がんになると多くの人が民間療法を利用するのか。その理由について、前々回、前回と考察してきました。 取材を通して、「再発への不安」「医療に対する不信感」「治る可能性に賭けたい気持ち」の三つが、理由として浮かび上がってきました。そうした心理が背景にあるために、健康なときには眉唾に見えた民間療法を試したい気持ちに駆られるのでしょう。 民間療法が上記のような心理状態にある患者さんの気持ちに寄り添うものであるなら、頭から否定すべきものではありません。患者さんの体と心が癒されているなら、健康を害するものではない限り、どんな方法でも構わないと私は思うのです。 しかし、そうした心理につけ込んで、患者さんを集めようとしているのではないかと思わざるを得ない民間療法家や健康食品などの販売業者がいることも否めません。どうすれば、そうした「怪しい」民間療法家や業者を見抜くことができるのか、このシリーズの最後に
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