トランプ米大統領は1期目に敵対国のロシアや北朝鮮と公然と友好関係を築く一方、中国やイランには個別に圧力をかける独自の外交を展開した。しかし、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後に米国の敵対勢力は結束を強めており、トランプ氏は1期目とは異なる課題に直面している。 マーケットcategory小売業の2025年の春季労使交渉(春闘)は、24年と同様に大手企業が相場形成をけん引するとみられている。アルバイトやパート従業員を含めた小売業の裾野の広い賃上げは、次の利上げ時期を探る日銀のサポートにもなりそうだ。もっとも、長引く物価高で消費者の節約志向が根強く残る中、輸送費や光熱費などを含む増加した全てのコストを販売価格には上乗せしづらく、専門家からは、今後の小売業の賃上げ継続に懸念の声も出ている。 前