米グーグルは2009年7月7日(米国時間),同社のオフィシャル・ブログ「The Official Google Blog」で「Google Chrome OS」と呼ぶパソコン用OSを開発していることを発表した。 Google Chrome OSはLinuxの上に,新しいウィンドウ・システムとグーグルのWebブラウザ「Google Chrome」を搭載したもの。Webの登場以前に開発されたOSとは異なり,Web全盛時代に合ったOSを一からデザインし直したという。 Google Chrome OSはx86とARMのCPU上で動作する。一般のパソコン用OSと異なり,数秒で起動し,セキュリティ確保のためにパッチの適用などの煩わしい作業をしなくて済むという。アプリケーションはWebサーバーからでWebアプリケーションの形で提供される。ローカルへのアプリケーションのインストールなどはできないもようだ。
米Googleは7月7日、同社独自のOS「Google Chrome Operating System」を発表した。年内にコードを公開する予定だ。 Chrome OSは同社が昨年リリースしたChromeブラウザの延長線上にある新プロジェクト。同社はChromeを「Webで生活する人々のために設計した」が、Chromeが載っているOSは「Webのなかった時代に設計されたもの」であるため、OSの開発に着手したという。 Chrome OSはオープンソースの軽量OSで、初めはNetbook(低価格の小型ノートPC)を対象とする。Googleは年内にChrome OSのコードをオープンソース化し、同OSを搭載したNetbookは2010年後半に発売される見通しという。 Chrome OSはスピード、シンプル、セキュリティを柱とし、「数秒で起動してWebにつながる」という。ユーザーインタフェースは最小
文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子 2008-12-23 08:00 Mac OS Xにはユーザーフレンドリーという謳い文句があるが、Linuxに及んでいない部分がまだまだ数多くある。柔軟性からポータビリティ、さらにはコストにいたるまでのあらゆる点において、Linuxが優れているという私の主張を読んでもらいたい。 Mac OS XがLinuxの親戚筋にあたるBSD系UNIXに基づいているという点、そして利用可能なOSの中で最もユーザーフレンドリーなものであると認識されているという点に着目した場合、みんなが好んでいるこのOSよりもLinuxの方が多くのことをずっと上手にこなせるという主張は、奇妙なものに思えるかもしれない。しかし、まずは本記事を読み進めてみてほしい。ひょっとしたらあなたの考えも変わるかもしれないのだ。 #
CentOS(セントオーエス[4][5][注釈 1])は、Red Hat Enterprise Linux(以下「RHEL」と呼ぶ)と機能的に互換性があることを目指した[6]フリーのLinuxディストリビューションである。 2020年12月8日にCentOSプロジェクトは、RHELのアップストリーム(開発版)であるCentOS Streamの開発にプロジェクトのフォーカスを変更し、CentOS Linux 8のサポートを2021年末で終了すること、RHEL 9のリビルドとしてのCentOS Linux 9をリリースしないことをアナウンスした[7][8][9]。なお、CentOS Linux 7は2024年6月までサポートされていた[10]。CentOS Stream 9は2021年12月にリリースされた[11]。 レッドハットはRed Hat Enterprise Linuxに含まれている
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 多くの人にとって、Linuxへの移行は喜びに等しい出来事だ。だが、悪夢を経験する人もいる。前者ならば素晴らしいが、もし後者なら最悪だ。しかし、悪夢は必ずしも起きるわけではない。特に、新米のLinux管理者が犯しやすい、よくある間違いをあらかじめ知っていれば、悪夢を避けられる可能性は高いだろう。この記事では、いくつかの典型的なLinuxでのミスを列挙する。 #1:さまざまな手段でアプリケーションをインストールする これは最初は悪いアイデアではないように思える。もしUbuntuを使っていれば、パッケージ管理システムが.debパッケージを使っていることを知っているだろう。しかし、ソースコードでしか見つけられないアプリケーションも多くある。大し
1回50分の授業4回分を1セット(1章)とした13セット(13章)で構成。各章、解説と実習をミックスした作りになっている。ページ数は合計246ページ。 主に、高校、大学、専門学校、教育会社、企業において、Linuxを初めて学習する学生や社会人に向けているが、指導する先生、講師も対象に作成した。 LPI-Japanによると、「多くの教育機関からLinuxを基礎から学習するための教材や学習環境の整備に対する要望」があったという。 同教材は、LPI-JapanのWebページで9月16日から公開している。アンケートに答えるとPDF形式でダウンロードできる。 最新の技術動向に対応し、随時アップデートを行っていく予定。テキスト作成やアップデートに関する意見はメーリングリストで募集している。
世界最大のシェアをもつLinuxディストリビューションであるRed Hat Linuxの商用版(Red Hat Enterprise Linux)のクローンで無料のCentOS5をインストールする。 ここではインストールパッケージは必要最小限におさえ、あとで必要なものを個別にインストールしていく。 CentOS5リリースノート (1)CentOSのダウンロードページからインストールCDイメージをダウンロードする。 CentOS-5.0-i386-bin-1of6.iso CentOS-5.0-i386-bin-2of6.iso CentOS-5.0-i386-bin-3of6.iso CentOS-5.0-i386-bin-4of6.iso CentOS-5.0-i386-bin-5of6.iso CentOS-5.0-i386-bin-6of6.iso (2)ダウンロ
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の情報システム子会社であるUFJISで,ITインフラを評価,検証しているITプロデュース部は,約160人の社員が利用するデスクトップ環境にRed Hat Linuxを採用している。金融系の情報システム子会社で,本格的にLinuxデスクトップを活用している例は珍しい。 同社は2007年3月,シンクライアント端末「Sun Ray」(サン・マイクロシステムズ製)を導入した(写真1)。Sun Rayは,デスクトップ環境としてWindowsを選択することも可能だが,同社はあえてRed Hatを採用した。「Linuxのほうが、Windowsよりもウイルスに強い」(ITプロデュース部を率いる千貫素成部長)とセキュリティ面を考慮してのことだ。 全社員が利用する社内ポータルは(オープンソース・ソフトのWebブラウザである)Firefoxで動作を確認済みのためOS
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