ソニーが2006年8月30日に発表した液晶テレビ「BRAVIA」の上位機種「Xシリーズ」は,動画用の拡張色空間規格「xvYCC」に対応する。xvYCC対応をうたうテレビの発売は,業界初となる。今回発表した液晶テレビは,すべての機種に色再現範囲を拡大するバックライト技術「ライブカラークリエーション」を搭載しており,NTSC規格比で102%と広い色再現範囲を備える。そのうえで,Xシリーズについては,xvYCCに対応したコンテンツを入力したときに,それを正しいRGB信号に変換するための演算処理回路を搭載した。