橋下知事「40代府職員の自衛隊体験入隊検討」 大阪府の橋下徹知事は17日、陸上自衛隊信太山駐屯地(同府和泉市)を訪問し、府庁職員の体験入隊について「ぜひ検討したい」と前向きな姿勢を示した。対象の職員として「新人というよりも40代くらいの府庁の事務にどっぷりと慣れ親しんだぐらいの人」と述べ、「自衛隊員のあいさつや姿勢などを学ばせたい」と語った。 訓練を視察した後、報道陣の質問に答えた。同駐屯地によると、約千円の食費などで2泊3日、体験入隊ができる。午前6時の起床から午後11時の消灯まで、入浴を除いて自由時間はなく、制限時間内での3キロ走、腕立て伏せや腹筋をしたりする体力検定、10キロ行進などに取り組む。 同駐屯地には4月以降、府や和歌山県の民間企業4社の約80人が体験入隊しており、今月には和歌山県岩出市職員7人も予定しているという。同駐屯地の担当者は「新入社員の研修が多く、40代の方にはしん