前回の第14回「キー操作とif以外の条件判定」では、switchステートメントでキーコードを判定した。今回は、配列とも呼ばれるArrayクラスを使って、条件判定なしにキーコードの処理を行ってみよう。 配列と配列エレメントの扱い Arrayクラスのインスタンスは「配列」とも称され、複数の値をひとつのインスタンスに納められる。いわば容れ物のような機能をもったインスタンスだ。納められた各値は、配列の要素とか「エレメント」という。配列エレメントには、0から始まる整数の整理番号がつけられて、管理される。この番号は、「インデックス」と呼ばれる。 配列インスタンスは、Dateクラスと同じく、new演算子を使って生成する。そして、値を加えるには、配列アクセス演算子[ ] でインデックスを指定し、値を代入する。たとえば、新規のArrayインスタンス(配列)のインデックス0に文字列"日曜日"を納めるには、つ