タエ子のいわゆる「しわ」について 井岡雅宏 われらが同志、小田部羊一 百瀬義行 「レイアウトマン制度」ができるまで アニメーション、折りにふれて 作者:高畑 勲発売日: 2013/12/06メディア: 単行本 タエ子のいわゆる「しわ」について [『おもひでぽろぽろ』は『火垂るの墓』の経験を踏まえ、ごく普通の日本人をありのままに登場させようと] 日本人を見事に造形してこられた彫刻家の佐藤忠良氏を連れだってお訪ねしたのもぼくたちの意欲のあらわれだったと思う。また、テスト作画の段階で「頬骨を動かそうとしている」と人にあきれられたことも、日本人(東アジア人)の顔を考える上で、頬骨の存在を無視したままにするわけにはいかない、というぼくたちにとっては当然の問題意識だった。 近藤喜文氏は自分の作ったキャラクターならば、斜め仰向きの顔などどんなにむずかしいアングルでも感じよく描いてみせる自信(と責任感)を
![高畑勲のレイアウト論 - 本と奇妙な煙](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5fc10d833f5d57a11637129b2d895576c05a13c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffanyv88.com%3A443%2Fhttp%2Fimages-jp.amazon.com%2Fimages%2FP%2F4000220802.09._SX150_SCLZZZZZZZ_.jpg)