宮崎駿の作品で1番好きなのは漫画版『風の谷のナウシカ』 川上:でもなんか聞いていると、世間的なイメージとしては庵野さんって常に全力疾走で最後力尽きるまで作り続けるってイメージですけど、わりと妥協もしてるってことですよね。 庵野:監督の1番のストレスは妥協だと思います。あらゆるところで妥協です。100%満足ってのはまずないです。ありえないです。 とにかく下駄を履かせて及第点にどう持っていくかっていう、そういう作業ですね。もう宮崎さんも高畑さんも、それに尽きていると思います。宮崎さんとかとくにそうですね。 宮崎さんの1番いいところっていつ見ても絵コンテなんですよ。 川上:はい(笑)。 氷川:(笑)。 庵野:コンテが1番面白いんですよ。宮崎さん100%なんで。絵コンテから作品になっていく過程で宮崎駿率が下がっていく。 他の人がどうしても介在していくので。それはしょうがないですよ。後で見たときにコ
GoはGoogleが中心となってオープンソースで開発が進んでいるプログラミング言語です。いろいろなプログラミング言語の良いところを採り入れたGoは、様々な“顔”を持っています。Go言語の生まれた背景や特徴などについて、グーグルのソフトウェアエンジニアである鵜飼文敏氏にお話を伺いました。 Goが生まれた経緯や背景について教えてください。 Googleの中には検索エンジンや「Google App Engine」など、様々なサーバーがたくさんあるのですが、その中でスピードを要求する部分ではC++を使っています。ただ、C++は実行速度は速いのですが、ビルドに非常に時間がかかります。社内では分散コンパイル環境を作っていますが、仮に検索エンジンのサーバーを1台のマシンでビルドしようとすると、1日くらいの単位で時間を見ておかなければなりません。CPUなどが速くなっているのにコンパイルが遅いというのは何か
任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 編集部:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 12345→ 連載第20回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。最終回となる今回の“ラスボス”的ゲストは,日本――いや,おそらくは世界最強の“ゲーマー経営者”である任天堂の岩田 聡氏です。 コンピューターオタクだった学生時代を経てゲーム開発者になり,現在は,任天堂の取締役社長を務める岩田氏。昨今は,「Nintendo Direct」や「社長が訊く」でもお馴染みの岩田氏は,実際にはどんな人物で,どんなことを考えているのでしょうか? 読者にもおなじみの,任天堂社長としての岩田氏だけではなく,プログラマーとして,ゲーマーとして,あるいは一人の人間として――さまざまな角度
その人は、甘いコーヒーを飲みながら、人類の追い求める理想と、SFが果たす役割を語った。 まるで子供のように純真で情熱的で、だけど真理を追い求める姿勢はまるで老師のようでもあった。 【幸村誠】 1999年、宇宙ゴミ=デブリが社会問題と化した近未来を舞台とした漫画『プラネテス』でデビューする。 それまで注目されてこなかったデブリの脅威を題材に、その下に経済を回し、社会生活を営む未来世界の描写は、宇宙開発関係者からも高い評価と支持を得る。 一方で、限りなく現実社会に近い社会で、今を生きる我々と同じように悩み苦しみ、そして前に進んでいく等身大の人々の姿は、SF漫画という枠を超え、幅広い層の共感を得た。 そして今、時を1000年遡った、11世紀のヴァイキングたちを描いた『ヴィンランド・サガ』を連載中でもある。 その作品の中では、一貫して「人は何故、前に進もうとするのか」「人の愛とは何なのか」を追求し
映画「舟を編む」で日本アカデミー賞を受賞するなど今注目の若手映画監督、石井裕也さん(30)。 最新作「ぼくたちの家族」は、突然の苦難に襲われた平凡な家族を描いた作品です。 石井監督は「人間は不完全なもの。完全無欠の家族はありえない」と語り、映画を通して人間の素顔に迫ろうとしています。 人や世界をまっすぐ見たい ブルーリボン映画賞の監督賞を史上最年少の25歳で受賞した「川の底からこんにちは」や、日本アカデミー賞を受賞した「舟を編む」など、自在な演出力が評価される石井監督ですが、映画作りの信条はシンプルです。 「人とか世界をまっすぐ見たいなっていう思いがあります。『変わっている』とみられるかもしれないですけど、僕はわりとまっすぐ見てるつもりでやっています。友情とか愛とか。ものすごい恥ずかしいんですけど、僕らにとっては本当に重要なものってそこなんですよね。でも愛ってすばらしいよねって僕が言ったと
1286 interviews since 2009 Who are you, and what do you do? I'm Zach Holman. I'm a web developer and product person who can sometimes be found living in San Francisco. I've worked at GitHub for the last four years, helping with everything from github.com to GitHub Enterprise to our culture to our in-office music server. I like writing. I write about startups and product and emoji on my blog. I wri
~作り方を作ると,おのずと新しいものができる~ ※English subtitle included 平成25年秋の褒章で,紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受章されたクリエイティブディレクターの佐藤雅彦さんにインタビューを行いました。 佐藤さんは,「だんご3兄弟」の作詞・プロデュースやNHK「ピタゴラスイッチ」の監修などを行っているほか,東京芸術大学教授として表現方法の指導も行っています。 紫綬褒章は、学術,芸術,技術開発などの分野で,顕著な功績のあった方に授与されます。 (関連動画) 平成25年秋の褒章 大友克洋さんインタビュー :文部科学省 http://youtu.be/nyBwSZWwM-A Autumn Medal of Honor Ceremony Interview with Masahiko Sato -Creating something
クラリスに、ルパンは言う。 ルパン三世「おじさんは地球の裏側からだってすぐ飛んで来てやるからな」(カリオストロの城より) しかし、その言葉が実現されることはなかった。 宮崎駿監督は、決して、カリオストロの城の続編を作ろうとはしなかった。 そのために、クラリスとルパンを会わせるための企画が、いくつも行なわれた。 ・クラリスからの手紙 ・クラリスとの再会 ・クラリス女王のもとでテーマパークとして再生したカリオストロ公国を舞台としたゲーム「再会」 しかし、宮崎駿監督は、決して、自分で続編を作ろうとはしなかった。 なぜだろうか? じつは、カリオストロの城のラストについては、宮崎駿監督も、さんざん悩み、未練もあった。 ルパンとクラリスは、あのまま別れてしまっていいのか? あのまま終わりではなく、ルパンが必ず戻ることをもっと明確にすべきではないか? いや、それよりも、クラリス
スタジオジブリ最新作「かぐや姫の物語」が11月23日、全国で公開された。 本作で初タッグが実現した高畑勲監督と作曲家の久石譲さんが作品に込めた熱い思いを語りあった。 観客の心に寄り添う音楽と「わらべ唄」 ――これまでお二人での対談は? 高畑 初めてですね。 ――1984年の「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督)で高畑さんがプロデューサーを務めていた時に久石さんと会ってから30年。初めて監督と作曲家という形で仕事をされましたね。 高畑 僕はこれまで久石さんにわざとお願いしてこなかったんです。「風の谷のナウシカ」以来、久石さんは宮崎駿との素晴らしいコンビが成立していましたから、それを大事にしたいと思って。でも今回はぜひ久石さんに、と思ったのですが、諸事情で一度はあきらめかけた。しかし、やはり、どうしても久石さんにお願いしようという気持ちが強くなったんです。 ――依頼を受けた久石さんは? 久石 最初
『のんのんびより』川面真也監督インタビュー「日常、ファンタジー、にゃんぱすー」(前編)(1) ライター:高瀬司(聞き手・構成)、前田久(聞き手) 月刊「コミックアライブ」(KADOKAWA刊)にて絶賛連載中の『のんのんびより』(作・あっと)が、2013年10月からTVアニメ化され、大きな話題を呼んでいる。女の子たちのささやかな田舎生活をコミカルに描き出すいわゆる「日常系」作品である本作だが、その舞台となる「旭丘分校」は全校生徒がたったの5人しかいない。そんな一風変わったシチュエーションのもと、シュールなギャグと自然豊かな田舎町の移りゆく四季の彩りが、冴え渡った演出によって紡がれてゆく。 そんな画面の強度を支える監督の川面真也に、作品のコンセプトからその技法、今年2013年のアニメ流行語大賞で金賞を受賞した「にゃんぱすー」の秘密まで伺った。これまでにありそうでなかった、新たな日常系アニメの可
敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第61回。 若干26歳の"メディア王"、ライアン・ホリデー(Ryan Holiday)氏に続く今回は、かつてアル・ゴア副大統領のスピーチライターを務めた経験も持つ、作家のダニエル・ピンク(Daniel Pink)氏にインタビュー。 モチベーションに関する心理学に興味のある読者は、きっと氏のベストセラー『Drive(邦題:モチベーション3.0)』を手にとったことがある確率が高いでしょう。この本の中で、彼はモチベーションを高める上で、3つのシンプルな要因があると書いています。1つは自律、自分の人生を自らコントロールしようとすること。次に、熟練技術。ある特定のスキルを徹底的に磨こうとすること。最後に目的意識。意義の大きなことをしようとすることです。 最新作『To Sell Is Human (邦題:人を動かす、新たな3
音楽ユニットcapsuleでアーティストとして活躍する一方、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどをプロデュース。DJとしてクラブやイベントでプレイするなど複数の顔を持つ。 1980年石川県生まれ。2001年プロデビュー、2003年より他アーティストのプロデュース開始。作曲・作詞のみならずコンセプト、映像、デザインまでをも総合したミニマルでありながら完璧な演出を実現し、音楽界に新風を呼び込む。映画やCM、展覧会などへも活動の場を広げる。激変したウェブ時代の音楽市場を、ひとり悠々と泳ぎ切る、音楽の世界のチェンジメーカー。 音楽業界は斜陽――。そう言われることもありますが、僕自身は、実感していません。2001年にcapsuleでメジャーデビューをして、音楽を仕事にしはじめたときには、すでに、CDの販売は勢いを失っていたからです。だから「昔は良かった」という感覚自体がないんです。 いきなり話
[Jony Ive] このところ Jony Ive の露出度が増えてきた。 Charlie Rose のインタビューも全体が見れるようになった。 Ive がこんなに長時間語るのは珍しい。 Fortune Tech: “Videos: Up close with Apple’s Jony Ive” by Philip Elmer-DeWitt: 23 November 23, 2013 * * * 珍しい長時間インタビュー これほどたくさん Jony Ive[アップルのデザイン担当副社長]を見たのは初めてだ。2012 年にプリンセス・ロイヤル・アンからナイトに叙されて以来のことだ。 FORTUNE — We haven’t seen this much of Jony Ive — Apple’s senior vice president for design — since
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く