米航空機メーカーのボーイングは、納入機数世界トップの座を欧州エアバスに奪われた。737MAXの運航停止が影響し、ボーイングはエアバスとの競争で、これまでにない大きな敗北を喫した。 ボーイングが14日にウェブサイトで発表したデータによれば、2019年の納入機数は380機と、エアバス(863機)の半分にも届かなかった。
米カリフォルニア州サンフランシスコ空港に着陸する、ユナイテッド航空のボーイング737MAX9型機(2019年3月13日撮影、資料写真)。(c)JUSTIN SULLIVAN / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP 【12月4日 AFP】米ユナイテッド航空(United Airlines)は3日、古くなったボーイング(Boeing)757-200型機と置き換えるために、エアバス(Airbus)A321XLR型機を50機注文したと発表した。購入総額は65億ドル(約7060億円)と推定される。 米航空機大手ボーイングは、2度の墜落事故で計346人が死亡した737MAX型機の運航が世界中で停止され深刻な危機に陥っている。さらに今回のユナイテッド航空によるエアバス機への置き換えは、さらなる打撃となりそうだ。ボーイングは中型機市場では現在、エアバスA321XLR型機に対抗
2019年5月、欧州企業が開発中の「空飛ぶクルマ」が相次いで離陸した。ドイツの新興企業Liliumが手掛ける「Lilium Jet」とフランスのエアバス(Airbus)グループのAirbus Helicopterが開発中の「CityAirbus」である。それぞれが新たな試作機と、その初飛行に成功したことを明らかにした。Liliumは、空飛ぶクルマのスタートアップ(新興企業)の中でも、総額100億円以上の出資を集めたことで注目を集めている企業である。CityAirbusは、エアバスグループが開発中の空飛ぶクルマの中でも、早期に実用化されると目されている機体だ。 Liliumが披露したのは、エアタクシー向けの5人乗りの機体である(発表資料)。以前公開した試作機は2人乗りだった。垂直離着陸(VTOL)機で、搭載2次電池の電力でモーターを駆動し、ローター(回転翼)を回して飛行する「フル電動型」の機
エアバスは現地時間5月20日、総引き渡し機数が1万2000機に達したと発表した。1万2000機目となったのはデルタ航空(DAL/DL)のA220-100型機(登録記号N113DQ)で、カナダ・ケベック州ミラベルにある最終組立工場で引き渡した。 エアバスは1974年5月10日、初の旅客機となるA300B2-100の初号機(F-BVGA)をエールフランス航空(AFR/AF)へ納入。1万機目は2016年10月14日に、シンガポール航空(SIA/SQ)へ引き渡したA350-900(9V-SMF)で、2年7カ月で2000機を引き渡したことになる。 納入1万2000機目となったデルタ航空のA220-100は、5月8日にケベック上空で飛行試験を実施。1万2000を意味する「12K」を航跡で描いた。 関連リンク Airbus エアバス・ジャパン デルタ航空 1万機目はシンガポール航空のA350 ・エアバス
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