江ノ島電鉄(株)は先ごろ、2020年の東京五輪までに、駅施設のリニューアルを順次行うと発表した。「絵はがきになる江ノ電へ」をコンセプトに掲げ、沿線の美しい街並みに馴染む駅舎を目指す。 江ノ島駅は、湘南モノレール湘南江の島駅側にも改札口を新設。極楽寺駅は趣ある旧駅舎を残しつつ、ホーム側に新駅舎と公衆トイレを新たに整備し、駅前広場に石畳を敷くなど、自然を感じる空間となる。両駅は3月にリニューアル完了を予定している。 藤沢駅は既存のアーチ型屋根を活かしたまま、ナチュラルテイストに。広告掲出スペースを縮小し、すっきりした印象に生まれ変わった湘南の玄関口として、8月完了を目指している。 長谷駅と鎌倉駅のリニューアルは、2020年春の完了が予定されている。