ギリシャ・アテネ近郊のマティで、森林火災によって焼け落ちた家々(2018年7月24日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAVVAS KARMANIOLAS 【7月26日 AFP】海に逃げた隣人は生きたまま焼かれた──。ギリシャの首都アテネ近郊を襲った大規模な山火事。命からがら避難した住民は生死を分けた行動を振り返り、声を震わせた。死者は25日までに81人に増え、ギリシャ史上最悪の火災となった。新婚旅行中だったアイルランド人の男性が巻き込まれて死亡したことも明らかになった。 23日夜に発生した火災ではアテネ周辺の複数の松林などが焼け、市の北東40キロに位置する沿岸リゾートのマティ(Mati)では数百人の住民や観光客が着のみ着のままで逃げ惑った。住民らは猛烈な炎と横殴りの風に翻弄(ほんろう)され、生きるか死ぬかは自然の残酷なくじで決まった。 キリアキ・アレクシアドゥ(Kiriaki Ale
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