クラリベイト・アナリティクス・ジャパンのDWPIが、日立ShareResearchにも収録されるとアナウンスされました。 DPWIは歴史ある人手翻訳による英語抄録で、特許調査等に長年用いられてきました。 料金は18万円~とのことです。 この提携を、非英語文献の重要性が増して日立がDWPIを取り入れたと見るべきか、機械翻訳の進歩により人手による英語抄録の価値が低下したと見るか。 自分は後者だと思っています。 侵害予防調査はもちろん無効資料調査でも、調査を行うには抽出された公報の発明(請求項)を理解する必要があります。そのためには、明細書の記載に当たる必要があります。そうすると、英語抄録に多少の付加価値を付けたところで、内容的には全然足りません。 機械翻訳の精度が良くないとしても、明細書と請求項を読めるメリットが、人手翻訳の英文抄録のそれを大きく上回ります。 https://www.hitac