店の設計は村上氏自身がした。カウンターの椅子は横浜の家具屋で買ったもの 大きなテーブルは大工さんに2万円という驚嘆的廉価で造ってもらったもの。奥のレンガの壁に時として映画のスクリーンをかけ、マルクス兄弟ものを映して密やかに愉悦 ←このコーナーで 本を読んだり原稿のゲラを見たりする。時には友人とチェスもやる。藤のソファは<ヨーガンレール>で買ったもの。レンガの床は自分で造った ↓ピアノのコーナーはコレクション・コーナーになっている。壁には単行本『1973年のピンボール』の装丁に使われた佐々木マキ氏の原画や靉嘔の作品が飾られ、ピアノの上には猫のオブジェが (以上、「ブルータス」9号 1980 12/1「男には隠れ家が必要である」より) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下、千駄ヶ谷「ピーター・キャット」についての紹介文。 「ブルータス」5号 1980年10/1「