本場のインドに進出すると発表した「カレーハウスCoCo壱番屋」。日本人にはおなじみのココイチのカレーだが、インド人の口に合うのか。多くのインド人が住むことで知られ、東京の「リトルインディア」と呼ばれる江戸川区西葛西で聞いてみた。 ココイチを展開する壱番屋(愛知県一宮市)は三井物産と共同出資会社を設立し、2020年ごろにインドの首都ニューデリー近郊に1号店を出店、5年間で10店舗に増やす方針だ。 「アジア圏への幅広い進出を考える上で、必然的にインドへの出店も視野に入っていた。カレーの本場ということもありハードルは高いが、宗教や文化の側面に配慮する以外はメニューを大幅に変更することはない」と壱番屋広報担当者。日本式のカレーで勝負するという。 実際に、東京メトロ東西線西葛西駅近くにある「江戸川区西葛西駅北口店」は、インド人にも人気だ。店から出てきたインド出身の女性は「(ココイチは)しばしば利用す