2013-12-13 承認欲求で研究者にはなれません 理系の大学ならどこにでもこういう人はいると思う。 いわゆる、著名な研究者になってみんなにちやほやされたいっていう勘違いした人。 職質アンチパターン:研究に対する情熱や愛が死んだ さて,研究に対する情熱を死に至らしめた理由は以下の通りだ. 良いフィードバックが無い 研究室の雰囲気としてコンピュータサイエンスを軽視している サーバー管理などの本質的ではない雑務を押し付けられる 研究テーマが特殊で適切な評価を得にくい ということらしいが、すでに自身の結論は出ていて 結局のところ,僕は適切なフィードバックや評価が欲しいだけなのだと思う.この研究室でそうした適切な評価を得ることは不可能だと判断した僕はアルバイト という,少なくとも金銭というかたちでフィードバックが得られる世界に傾いていった. 研究室を変えるとか,研究テーマを変えるとか,そういう事
自然科学、とりわけ医学生物学系の多くの論文で再現性の無いことが問題になっている。製薬会社が行った追試では、実験結果が再現できなかった論文は70〜90%にまでのぼっているらしい。 NIH mulls rules for validating key results: NATURE | NEWS この問題を解消するため、アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、それぞれの研究結果について、独立機関によるデータ検証を義務づけることを検討しているようだ。だが、このやり方では追試による莫大なコストが発生すること、そして研究発表サイクルが長くなってしまう問題点もある。よって、この施策がすぐに採用されるとは考えにくい。 再現性の無い論文が多く生産される背景には、同じ分野における研究グループどうしの激しい競争がある。新規発見のプライオリティが認められるためには、最初に論文で発表するか、特許を申請しなくてはならな
9月に,日本発達心理学会から刊行された 発達心理学研究第24巻第3号に 私の論文が掲載されました。 タイトルは,「青年期における“恋人を欲しいと 思わない”理由と自我発達との関連」です。 この論文は,2011年に青年心理学研究に掲載された 「“恋人を欲しいと思わない青年”の心理的特徴の検討」という 論文のいわば続編という位置づけになっています。 この論文については,こちらをご覧ください。 前論文では,恋人がいる青年と恋人を欲しい青年, そして,恋人を欲しいと思わない青年の3群について, アイデンティティや精神的健康,自己観の比較を 行ったのですが,いずれにおいても, 恋人を欲しいと思わない青年にとってネガティブな結果が 得られており,結果は結果として仕方ないのですが, 私自身,腑に落ちない所がありました。 つまりは,恋人を欲しいと思わない青年すべてが 自我発達的にネガティブなのか?というこ
久々に論文がアクセプトされました。タイトルは以下の通りです。(オープンアクセスなので、そのうち読めるようになると思います) Sueki, H. (in press). Economic value of counseling services as perceived by university students in Japan: A contingent valuation survey. Journal of Psychology & Psychotherapy. 学生相談機関(大学等の高等教育機関の中に設置されている心理相談機関)の提供する心理援助サービスの経済的な価値について検討した論文です。昨年一年間は就職先への適応(要するに授業準備)にほとんどの時間を投資し研究が進んでいなかったのですが、久々に第一著者の英語論文がアクセプトされ一安心といったところです。出不精でなかなか学
2013-09-29 日本心理学会で個人的に興味を引いた研究発表10 小咄 日本心理学会の第77回大会が北海道で先日行われました。 それの抄録がラボに置いてあったので退屈しのぎに読んでみると非常におもしろい事を調べて研究している人がいるもんだと少し感動しました。そこで、世の心理研究者はこんな面白い心理学を研究しているということをご紹介させて頂きます。 転生願望法における大学生の対人関係特性 あなたはトリ、犬、ネコ何に生まれ変わりたいですか?という質問に対する大学生の返答を統計処理した結果はネコが一番人気でした。ちなみにネコは自己中心性を表します。最近の大学生は自己中心的な人が増えているのかと言うことが伺われる研究。 青コリのコメント 僕は犬になりたいです。 死別経験と人格発達 動物の死などの死別経験は「つながりを大切にする。」「考え方が柔軟になった」などの人格発達に重要な役割を果たす。また
心理学専門誌『Personality and Individual Differences』で発表された研究では、英国のリバプール・ホープ大学とオーストラリアの西シドニー大学の研究者チームが、夜型の人たちは、「邪悪な3つ組」(dark triad)にあてはまる傾向が高いことを発見した。
認知行動療法の陪席に関するアンケート調査を行なっています。 このアンケートはCBTの陪席についての実態と意識についての調査を目的として行うもので、それ以外の目的には使用いたしません。 アンケート結果は2013年8月に開催予定の日本行動療法学会にて発表予定です。 ご協力のほど、よろしくお願いします。 7/31が締め切りです。 陪席に関するアンケート調査はこちら
NATROM氏の化学物質過敏症に対する見解・姿勢はこちらにまとめられている⇒何を否定し、何を否定していないか あるものについて議論している場合、言ってもいない事を前提され批判を受けたり、言った事をあたかも言っていないかのごとく扱われる時がある。それは大変に困るので、ありがちな疑問を設定し、それに答えてまとめておく。いわゆるQ&AやFAQの類のコンテンツ。 ここでリンクしたNATROM氏のページもそのような構成であり、いくつかの(恐らく、誤解されがちな)主要な論点がまとめられている。そして、こういうものを検討しておくのも、ある論者の意見をなるだけ正確に評価するのに役立つものと思われる。 そこで、リンク先でNATROM氏が挙げている項目のいくつかを採り上げ、その見解について検討する。 尚、本エントリーにおける小見出しは、リンク先のNATROM氏のページより引用する。 微量の化学物質の有害性は否
渋谷駅前で誘導するお巡りさんの巧みなマイクパフォーマンスが話題に : ドメサカブログ 「お巡りさんもW杯出場がうれしいんです!」 渋谷の交通整理、“DJポリス”がサポーターを巧みに誘導 - はてなニュース 一昨日から話題になってたこの件。「曲をかけずにマイクパフォーマンスだけをしてるんだから“DJ”じゃなくて“MC”じゃね?」とかいうツッコミは脇に置いておくとして、ここでは視点を「サッカー」に絞って、この対応について説明してみようと思う。 一般的に、W杯やチャンピオンズリーグなど、大きな大会における警備体制として“サポーターを取り囲む完全武装の警官隊”という光景をイメージする人は多いと思う。例えば、昨年ポーランドで行われたEURO2012では、警察の装備の充実ぶりが一部で話題となっていた。 http://matome.naver.jp/odai/2133960275919354701 しか
いのうえ せいいちろう @seicha_ino 日本の論文数だけが、ここ10年ほど減少しているという事実 RT @mo0210: あまりにも異常な日本の論文数のカーブ http://t.co/PY06Z7K0mp 2013-05-27 09:48:39 リンク gooブログ あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある地方大学元学長のつぼやき 今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日本の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日本の研究機能についての分析データ... shimpei @ShimpeiHMMT 日本の論文数の減少の異常性について、前々から確かに気になっていたが。。。日本語の雑誌を集計対象から外したとかないのだろうか。
たまたま自分の指導学生が複数、今度の四月から院に進学することになりました。で、こういうエントリ書きます。とは言っても僕は、「大学院でつまずかない8つのルール」みたいなんは嫌なのです。色々考えた挙句、「予言」という形にしてみます。 予言1:修士は一瞬で終わる。 院にいた経験がある人ならほぼ全員が同意すると思います。修士は、本当に一瞬で、光の速さで終わります。あっという間に「え、もう修論?」あっという間に「え、もう終わり?」です。毎年この時期、修士を終えた学生は皆が口を揃えて「なんだかあっという間に終わってしまいました」と言います。僕の後輩は「僕、修士時代の記憶がないです。本当に自分に修士時代があったのかどうか。。。」と真顔で言ってましたが、決して大袈裟ではありません。予言します、あなたは二年後、呆然と「なんだかあっという間に終わってしまった。自分は一体この二年間で何をしていたのだろう?」と呟
東京図書で統計に関する本を多数出版されている鶴見大学准教授・石村貞夫氏と、早稲田大学大学院基幹理工学研究科数学応用数理専攻博士後期課程所属・石村裕二郎氏によって書かれた、“t分布や“F分布”、“χ2乗分布”などのそれぞれの分布を統計的検定で用いる理由を数式を駆使しつつ正規分布の特徴と比べながら理解することを目的としたテキストです。 内容は以下の通りです。 Chapter 1 正規分布のグラフを探しましょう! Chapter 2 正規分布をわかってナットク! Chapter 3 標準正規分布とその確率 Chapter 4 正規母集団を探してみませんか? Chapter 5 なぜ正規分布が重要なのですか? Chapter 6 カイ2乗分布をわかってナットク! Chapter 7 t分布をわかってナットク! Chapter 8 F分布をわかってナットク! (目次より) 本書は、姉妹本『統計学の基
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