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「お金がなくて、毎日、明日生きられるかと考える。低年金者は死ぬのを待つだけなのか」 那覇市に住む女性(75)は目に涙をためながら逼迫(ひっぱく)した生活をぽつりぽつりと語った。2カ月に1度、手にする国民年金は9万円。貯金はなく、月4万5千円が生活費の全て。
名護市長選の陰の勝者は、安倍政権だった。そして陰の敗者は、この国の民主主義だった。 直前の世論調査でも、市民の3分の2が辺野古新基地建設に反対している。それでも稲嶺進氏が落選したのは、工事がじりじりと進んだことが大きい。市民は実際に止められるという希望が持てなかった。
保守の論客として知られる西部邁さんは「僕は沖縄の悪口を言ったことはない」と話した。自称保守による沖縄ヘイトがまかり通る中、電話口の語りは新鮮に響いた ▼「基本的な立場は、ヤマトンチュとして申し訳ありませんと。米国に戦争で負け、土下座して沖縄を差し出してしまった。
沖縄人を「土人」と呼ぶのは、子供のころは、ヤマト(本土)からの差別用語として伝えられ、違和感やら反発やら高かったが、時代が下って、滅びたと思っていた。そこへ降って湧いたような事件で、驚いている。 一人の警官が使ったというだけでなく、彼に伝えた世間があるのだろう。
辺野古違法確認訴訟の第1回口頭弁論で証言台に立った沖縄県の翁長雄志知事の表情は、昨年12月の代執行訴訟で意見陳述した時と明らかに違っていた。向かい合う3人の裁判官、対峙(たいじ)する20人以上の国側の弁護団を前に緊張した様子はない。
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