
こんにちは、スマートニュース株式会社の紀平です。 SmartNews のアプリ内では、最近 WebView を使った機能を多数公開しております。そのうちの一つにショッピングチャンネルという機能があるのですが、今日はそのショッピングチャンネルのタイムセール枠で以前発生した、謎のプチフリーズ問題の調査手法をご紹介します。 tl;dr 特定の Android 端末でプチフリーズが発生した 再描画領域を減らすことで現象は改善した Chrome の Tracing 機能を利用し、ブラウザのソースコードまで参照して、ついに根本原因まで突き止めた タイムセールで起こった問題 タイムセールは、SmartNews のショッピングチャンネル内において WebView で提供されている、期間限定のお得な商品をアグリゲーションした機能です。EC サイト各社のご協力の上にご提供しております。内部は HTML5 で開
[レベル: 上級] Chrome 81 の安定版を Google はリリースしました。 Chrome 81 に追加された新機能の 1 つに、リンク先の特定の場所に直接スクロールし指定したテキストをハイライト表示する機能があります。 #:~:text= で移動&ハイライト Chrome 80 で実装したと Google はアナウンスしていましたが、実際に利用できるようになったのは Chrome 81 です。 ページの URL に #:~:text=○○○ を追加します。 ○○○ は、リンクをクリックしたユーザーをダイレクトに連れていきたい場所のテキストです。 たとえば、次のような URL としてリンクします。 https://webmaster-ja.googleblog.com/2020/04/how-to-pause-your-business-online-in.html#:~:tex
フロントエンドチームの @urahiroshi です。Mercari Advent Calendar 2018 12日目を担当します。 今年の8月から12月にかけて,メルカリ・メルペイのフロントエンドチーム有志で「超速!Webページ速度改善ガイド」の社内輪読会を行いました。 この本の中で,「推測するな,計測せよ」という言葉が紹介されていますが,今回の記事は,輪読会で学んだことのまとめとして,Chrome DevToolsを用いてメルカリWebのパフォーマンス計測と簡単な分析を行ったものです。 なお,現在メルカリWebのアーキテクチャを刷新するための開発が進んでいるため,ここで計測したパフォーマンスの値は大幅に変化していく可能性が高いです。アーキテクチャの刷新後に振り返って見られる楽しみが増えることも、この記事を書いた目的の一つです。 計測方法,環境 計測はGoogle Chrome 71.
経緯 もともとMouseoverDictionaryという素晴らしいFirefox用辞書があったのですが、Quantumの登場とXULの廃止とともに使えなくなってしまったため、自分用にChrome拡張をつくった次第です。 ソースコード 実装に関わる技術寄りの用語: React, esbuild, chrome.storage.local, chrome.storage.sync, Cross-extension messaging, Hogan, debounce, resizable/draggable, intl.v8BreakIterator, deinja, クロスブラウザ, など。 ※詳細は「Mouse Dictionaryの技術的な話」をご参照ください https://qiita.com/wtetsu/items/2a5568cb0b5a38c003fb 使い方 インストール
Web Accessibility Advent Calendar 2016の14日目の記事です。 普段は受託でウェブサイトやウェブアプリケーションの制作を行っていますが、制作時には気をつけているつもりでも、やはり抜けもあります。余裕がなくなってくるとなおさらです。実際には実装屋のみでできる範囲には限界はありますが、それでも、実装屋でもなんとかなる範囲だけでもやろうと思った際に、コード書くときの心構えだけではなかなかうまく行きません。 そういった面において、Developer Toolsなどで一緒にチェックできるツールというのは、ひとつの助けになるだろうということで紹介します。 ちなみに公開しているサイトなどの継続的なチェックなどについては、Web Accessibility Advent Calendar 2016の12日目のWeb アクセシビリティ向け Node.js 製の自動チェック
chrome-a11y-experiment-instructions.md NOTE: This is no longer an experiment! You can use the accessibility inspector in Chrome Devtools now, including a fantastic color contrast inspection tool. Read more: https://developers.google.com/web/updates/2018/01/devtools#a11y Just like any good element inspector helps you debug styles, accessibility inspection in the browser can help you debug HTML and
JavaScriptのデバッグは必ず覚えておきたいウェブ開発の必須スキルの1つです。プログラムの実行をデバッグすることで現在の変数の値や、処理がどのように進んでいるのかを確認します。これを利用してプログラムが意図した動作になっているかの分析に役立てることができます。 本記事ではGoogle Chromeブラウザーの「Chrome Developer Tools」(以下「デベロッパーツール」)を使用してJavaScriptをデバッグする際の基本的な使い方を解説します。「今までデベロッパーツールを使ったことのない」という方でもこの記事を読めば理解できるよう、チュートリアル形式になっています。20分ほどで理解できるようまとめているので、1つ一つ順番に試しながら読み進めてください。 この記事で学べること ・デベロッパーツールの使い方 ・JavaScriptのブレークポイントの使い方 ・実行中の変数
サイボウズ採用情報のアニメーションがするするしてないので調べた件、今回は雑記。 その1 ― 何が起こっているのか調べる その2 ― 調べながら直しながらするするさせる その3 ― ちょっとしたことや他のブラウザでもするするさせる 描画領域とPaint Flashing その1でPaint flashingを見たときにはアイコンの周りに枠がついていたのに、その2で描画領域を見たら文書全体で起こっていたたのをふしぎに思ったひとがいるかもしれない。 これはPaint flashingの説明 Hightlights areas of the page that need to be repainted というのをよく読むといいかも。緑色になったところは「再描画が必要になったところ」、paint invalidationを指している。なので変化していない箇所は緑色にならなかったわけだ。 Chrome
サイボウズの採用情報ページにあるアニメーションがするするしていない。ので前回は何がおこってるのか見てみた。 今回はするするさせられないか、がんばってみる。 その1 ― 何が起こっているのか調べる その2 ― 調べながら直しながらするするさせる その3 ― ちょっとしたことや他のブラウザでもするするさせる アニメーションを止める まず、いまのjQueryベースなアニメーションを止める。 コンソールに以下をぶっこめばアニメーションが止まって、背景も初期位置に戻る。 jQuery('.icon').stop().css('backgroundPosition', '') チェーンもできるしjQueryべんりだね。 CSSアニメーションにしてみる jQueryのアニメーションを別の方法に書き換えるわけだけど、今は2010年代も後半だ。使うならCSSアニメーションしかない。とくに右から左へ一方向って
サイボウズの採用情報ページを見ていた。 サイボウズ | 採用情報(新卒・キャリア) といっても受けるとかではなく、ただ性格悪いことを思っていただけなんだけど。 Kintoneのセクションでアプリっぽいアイコンたちが右から左へと流れているんだけど、それがガタガタとしている。するするしていない。するするさせたい。 というわけで、何が起こっているのかを調べてみようかと。何回かにわけて書くよ。 その1 ― 何が起こっているのか調べる その2 ― 調べながら直しながらするするさせる その3 ― ちょっとしたことや他のブラウザでもするするさせる アニメーションの実装を調べる あとのことを考えて、Chrome DevToolsを使う。 まず、該当の流れるアイコンのところで右クリックしてinspectする。Elementsパネルで、<div class="icon"> という要素がハイライトされる。div
以前、プラグインで拡張可能な文章校正ツール textlint で小説の作法を検証するための規則を作ったのですが、textlint はコマンドラインツールであるために利用するまでのハードルが高い状況でした。 Sublime Text や Atom などのプログラマ向けエディタを利用していれば、textlint のプラグインが使えたりするのですが、今回はより簡単に利用できるように Chrome の拡張機能として textlint をブラウザ上で使えるようにしてみました。 インストールはこちら: 【Chrome ウェブストア】 textlint: 文章チェッカー インストールすると、ページ内の編集領域で文章入力中にリアルタイムで校正してくれるようになります。(もちろん ON/OFF できます) textlint に最近追加された自動修正機能にも対応しているので、ボタン一発で自動で修正されたりしま
はじめに HTML の script タグ内にインラインで書かれた js をデバッグする方法を共有します 本来であれば外部ファイルとして *.js にすべきですが、ワケあって <script> タグ内に js が書かれている場合に有効です! この方法は script タグに囲まれた js を、 あたかも外部ファイルの js として扱えるようになります やってみよう 例えば、以下のような html があるとします。 <!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Qiita</title> </head> <body> <div id="hello">Hello World!</div> <script> document.querySelector('#hello').addEventListene
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Chrome Developer Toolsを使ったWebページのパフォーマンス計測・改善についての説明です Networkパネル、Timelineパネル、Profilesパネルの使い方を説明してから パフォーマンスの計測・改善について説明していきます Networkパネル Networkパネルはページのリクエストをしてからの通信内容の一覧を表示します 記録方法 左上のRecordボタンを押すと記録が始まる もう一度押すと記録が停止する 必要に応じて、Disable cacheやCapture screenshotsを設定する 表示項目
米Googleは6月4日(現地時間)、米Adobe Systemsとの協力により、ChromeブラウザでFlashコンテンツを含むWebページを開く際、そのコンテンツが重要ではないと判断した場合は停止する機能を追加したと発表した。 現行のChrome安定版では設定を変更することでこの機能を有効にできる。同日リリースのβチャンネル版では初期設定で有効になっており、安定版でも9月のアップデートで同じ設定になる。 現行Chromeでこの設定を有効にするには、[≡]→[設定]→詳細設定を表示→[プライバシー]→[コンテンツの設定]→[プラグイン]で「重要なプラグインコンテンツを検出して実行する」を選択する。以前はこの項目は「クリックして再生する」だった。 例えば、メインの動画は再生しつつ、右カラムのFlashアニメ広告は停止させるといった判断をする。もしユーザーにとって重要なコンテンツが停止されて
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 昨今のWebブラウザはどのような機能があるのか把握するのも大変なほど多機能で便利ですよね。 Webブラウザの機能を把握してうまく使いこなせること(とくに開発者ツール)が、フロントエンドエンジニアの前提スキルになってきてるのかなぁと感じる今日この頃です。 ということで自分のデフォルトの開発用ブラウザはChromeなのですが、これを覚えて捗ったなぁということをメモしていこうと思います。 思い浮かんだら追記していこうと思っているのでストックして頂けると幸いです。 基本系 キーボードショートカットを覚える Chromeのキーボードショ
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