大津市教育委員会は14日、同市赤尾町の市立南郷中学校(木塚聡明校長)で、男子ソフトテニス部所属の中学2年の男子生徒(14)が同部顧問の男性教諭(31)に「校舎の周囲を80周走れ」と指示され、脱水症状を起こして救急搬送されたと発表した。木塚校長は「一歩間違えば生死に関わる理不尽な指導だった。心からおわび申し上げたい」と話した。 市教委によると、12日午後の部活動の練習中、サーブミスが目立ったペナルティーとして、教諭が1周約230メートルの校舎の周りを走るよう指示。教諭が「何周走るんだ」と尋ね、生徒は「4周」と答えたが、「それではあかん。80周走れ」と指導したという。 生徒は午後4時半ごろから走り始め、9周目に敷地内で倒れた。工事業者が見つけ救急搬送された。脱水症状を起こしており、熱中症の診断を受けたが12日夜に退院。自宅で静養しているという。男性教諭は現在、自宅謹慎している。12日夕の大津市
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