新型コロナウイルスの感染拡大に対応して安倍政権が打ち出した1人10万円の現金給付をめぐり、世帯主の口座にまとめて支給する方法への批判がやまない。家庭内暴力(DV)被害を受けて世帯主から逃れている人や…
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2018年11月04日 この国のホームレスのカタチ Tweet 日本国憲法ではすべての人が享受すべき基本的権利として、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとされている。ならば、日本でホームレスが存在して良いはずが無いのだが、厳然としてホームレスは日本の各地に今も生きている。 厚生労働省はホームレスの実態に関する全国調査を定期的に行っており、ホームレスの実態把握を行っている。本エントリでは最新の平成28年度調査に基づき、ホームレスの姿を明らかにしたい。 Tableau Publicのデータは次にある。Tableau Public ホームレスの実態に関する全国調査 まずはホームレス数の推移だが、2007年に18,764人を数えたホームレスの人数は、2018年には4,977人と5,000人を割るレベルまで減少している。内4,607人が男性となっている。都道府県別に見れば東京都、大阪府、
すごいショックなことがあって。無職だと家賃補助制度というのがあって、最大5万いくらとか受けられるんだって。それ知ってたら無職の期間こんなに悩んでないし、鬱にもならなかっただろうよ。なんで誰も教えてくれなかったの…。
「保護なめんな」「生活保護悪撲滅チーム」――。ローマ字と英語で書かれたジャンパーを羽織って、生活保護受給者宅を訪問する。2007年から約10年にわたって神奈川県小田原市の職員が着用していたものだ。 2017年1月に問題が発覚し、職員の対応は「受給者を威圧する」と批判された。市は改善を宣言する。あれから1年半、小田原市の生活保護行政は大きな変化を遂げていた。 小田原市職員「取り組みを話すのは初めて」報告する小田原市職員 7月14日、東京。生活保護問題に取り組んできた弁護士らが開いたシンポジウムで、小田原市の職員2人がやや緊張した面持ちで報告を始めた。 「小田原市の取り組みを報告するのはこれが初めてです」と市企画政策課の加藤和永さんは語る。ジャンパー問題が発覚してから、市の対応は早かった。 対応を振り返っておこう。市の生活保護担当の職員らが「保護なめんな」「SHAT(※生活保護悪撲滅チームの頭
神奈川県小田原市の生活保護担当職員が、「保護なめんな」「不正受給はクズだ」などの文言が入ったジャンパーを勤務中に着用し、着用したまま受給者宅を訪問するケースもあったということが、17日、市の発表で明らかになった。今回、市はジャンパーの使用を禁止し、担当部長ら7人を厳重注意処分としたようだが、ジャンパーは2007年以降使用されており、10年間にわたって問題は放置されていたということだ。 実は、これまでも生活保護行政による違法行為・人権侵害はずっと繰り返されてきた。私たちは生活困窮者からの生活相談活動に従事してきたが、その現場は凄惨なものだ。 とりわけ2012年に芸能人の母親の「不正受給」報道に端を発する「生活保護バッシング」以降は、厚生労働省や都道府県の指導も無視して「暴走」する自治体まで現れている。 問題がなかなか明るみにならないのは、違法行為・生活保護受給者は、被害を告発すれば保護を打ち
新年である。と同時に、この連載もなんと記念すべき400回を迎えた! そんな目出たい年明けだが、新年そうそう、風邪をひいて寝込んでいる。結構ハードな風邪だ。おそらく、年末にやたらと外で過ごしていたからだろう。寒さに弱く、普段家で原稿ばかり書いている人間がちょっと外に出るとすぐ風邪をひくというヘタレっぷり。で、なぜ外にいたかというと、この年末も都内を中心として、各地の炊き出しや越年の取り組みに参加してきたのである。 ここでざっと、年末のスケジュールを振り返ろう。 〈12月29日〉「ふとんで年越しプロジェクト」に参加。今年で4回目となるこのプロジェクトは、行政の窓口が閉まる年末年始、ホームレス状態にある人をシェルターに繋げる取り組みだ。クラウドファンディングで寄付を募り、宿泊場所を確保し、役所が開く1月4日以降、必要な支援や福祉、あるいは医療などに繋げる。今回のプロジェクトではこの取り組みに繋が
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これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。妻子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女
集合知で解答にたどり着く可能性を探った 湯浅:やまもとさんは、どうして「2ちゃんねる」をつくったのですか。 やまもと:えっ、湯浅さん、そ、そこの話からですか? 湯浅:だめ?(笑) やまもと:いや、いいですよ。(笑)。あれはね、もともと西村(西村博之氏)が作ったもので、私はそれに乗っかっていただけです。彼は頭の回転の速い、非常に優秀な男です。だけど当時からその場限りの瞬発力で行動するところがありまして、ビジネスをするにはあまりにも不安定すぎる。だから私は、とりあえず協力みたいな感じで関わっていました。 湯浅:「2ちゃんねる」は、やまもとさんにとっては、どういう目的だったのですか? やまもと:当時は肩書きに関係なくフラットにものごとを話し合える場がなかったので、インターネットでの匿名掲示板が、(集合知)で一つの解答にたどり着く場になる可能性があると思ったんです。私自身も、パソコン通信の「ニフテ
昨日紹介した「ハリー・ポッターは日本では生まれない - 能力つぶし社会的損失ひろげ機会の平等を保障しない日本社会」の中でも、立命館大学教授・唐鎌直義さんが少し指摘しているのですが、「本当に困っている人」を助けられない「福祉のパラドクス」の罠に陥っている日本社会の問題です。以下、唐鎌直義さんが「福祉のパラドクス」についての語っている部分の要旨を紹介します。 チャップリンの母親を救えなかった「本当に困っている人」だけを「選別する福祉」いまの日本における生活保護バッシングは、1830年代のイギリスの産業革命期の社会保障にまで後退させかねない危険性を持つものです。 1834年にイギリスで成立した新救貧法の特徴は次の4つです。 1つは、労働可能な人間に対する救済はすべて拒否。結果、どんなに悪い労働条件でも労働者は受け入れるほかないという惨状が広がりました。今で言えばブラック企業天国のような労働市場に
1,はじめに 鎌倉市で新たな「水際作戦」が継続的に行われていることがわかりました。生活保護窓口を棚で塞ぎ、案内も出さずに生活保護窓口がどこにあるかがわからないようにするものです。写真は、POSSEスタッフが6月27日に撮影した現在の鎌倉市役所の様子です。 2,鎌倉市役所の「水際作戦」 ◯物理的に相談窓口を塞ぐ Aさん(50代・男性)は、病気を抱えて働くことができず、所持金が乏しくなってしまったため、生活保護の申請をするために鎌倉市役所を訪れました。しかし、市役所の生活保護窓口が写真のように棚で埋まっていたため、ここでは相談を受け付けていないのだと思い、帰宅を余儀なくされました。 ◯嘘をついて追い返す職員 帰宅後、申請窓口を調べなおしたAさんは、やはり受付が鎌倉市役所にあることを知り、後日改めて役所を訪問しました。 隣の窓口で生活保護の申請に来た旨を告げると、職員は開口一番「何回目?」と聞い
自民党の社会保障制度に関する会合が開かれ、一定以上の所得がある高齢者を対象に、介護サービスの自己負担を今の1割から2割に引き上げることなど、医療・介護分野の制度改正を盛り込んだ法案が了承されました。 自民党は30日、社会保障制度に関する会合を開き、政府が今の国会への提出を予定している医療・介護分野の制度改正を盛り込んだ法案について、田村厚生労働大臣の出席を求めて審査を行いました。法案は、介護保険制度について、来年8月から、一定以上の所得がある高齢者を対象に介護サービスの自己負担を今の1割から2割に引き上げるとしていて、厚生労働省は、単身で収入が年金だけの人の場合、280万円以上の年金収入がある人を引き上げの対象にする方針です。 また、来年4月から特別養護老人ホームへの入所は、原則として、介護の必要度が比較的高い「要介護3」以上の人に限るなどとしています。 一方、医療制度では、医療事故で患者
英国在住の方々しかご存知ない話題だが、 チャンネル4の「Benefits Street」の第3エピソードにわたしは泣いた。 わたしが底辺託児所シリーズで書きたかった世界が映像としてここにある。 http://www.channel4.com/programmes/benefits-street 年頭から英国で大きな話題になっている(賛否両論の)番組だが、 http://en.wikipedia.org/wiki/Benefits_Street 餓死者を出す福祉後進国もやりきれないけれど、 無職者を国蓄として金だけ与えて飼って来た社会。もやりきれない。 ヒューマニティー。の意味を考えさせられる番組だ。 英国在住の方々はぜひ見ていただきたい。
通信制高校の女子生徒(16)に現金を渡す約束をしてみだらな行為をしたとして、県警少年捜査課と南署は21日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、千葉県松戸市、新聞販売店従業員の男(26)を逮捕した。 同署によると、生徒は客が料金を支払って一緒に街をデートする東京・秋葉原の「JK(女子高生)お散歩」と呼ばれる店でアルバイトをしていた。同容疑者が客として来店し、「お散歩」途中にホテルに立ち寄っていた。 生徒は祖母との2人暮らし。昼はJKお散歩、夜はラーメン店で働いて生活費を稼いでいた。同署の調べに対し、生徒は「自分で学費を稼いで、おばあちゃんに楽をさせたかった」などと話している。 男の逮捕容疑は、5月15日ごろから6月9日ごろまでの間、東京都台東区のホテルで、都内に住む通信制私立高校2年の女子生徒に現金を渡す約束をして、4回にわたってみだらな行為をした、としている。
失職女子 第三話 ダダダッ! と階段を駆け下りて、生活支援課の窓口に駆け込んだ私。そこで失業保険がおりず、住宅を失う恐れのある、私のような最下層カーストの者にも、ありがたいことに救済措置があるらしい! ということを初めて知りました。 それは「総合支援資金貸付」という制度で、区からお金をお借りする制度です。金利が1.5%で、原則3カ月間、お金を借りることができる、とのこと。 「お借りしたいです!」 と、私は意気込んでお願いしました。3カ月とはいえ、皮一枚でクビがつながったかもしれない……! と、私は本当に、本当に、心の底から、ありがたい気持ちで一杯でした。しかも、金利1.5%ってところが、ひっじょ~うに、ありがたかった。 事前に私がリサーチしたところ、民間でお借りできるところは、安くても、3%はあったから。 一応、ね、「ハローワークで失業保険がでない場合、どうするか?」というイメージは、事前
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