身体のバランスをとるには、「前後」のバランスのみならず、「左右」にも注意を払う必要がある。今回は「1軸歩行・2軸歩行」の違いを確認し、左右バランスの大切さについて確認する。 前回では下山時の前後方向のバランスのとり方について解説しました。この記事に少し補足すると、登山道上では不整地を長時間に渡り歩き続けることになるので、下山時に限った話ではなく、登山とは「バランス保持をし続ける運動」であると言えます。 ★前回記事:腰が引け、前屈み姿勢になる原因と対処法 バランスを保持するためには筋力を使っていますが、効率よくバランスを保持できる姿勢や体の使い方が出来ていることによって、筋力の負荷を最低限に留めることが出来ます。 また、こうしたコツを知っていることで、そもそもバランスを崩しにくくなるため、長時間安定して安全に歩き続けることが可能になります。 そして、今回解説する左右方向のバランスについても、