1. 就業形態別の労働時間 前回はOECDにおける日本の労働者数と平均労働時間の取り扱いについてご紹介しました。 今回は、日本の労働時間が短くなっている理由として、パートタイム労働者の割合が増えている状況を可視化してみたいと思います。 労働時間の統計は毎月勤労統計調査で詳しい数値が公開されています。 今回は、事業所規模(常用雇用者数)別の、一般労働者とパートタイム労働者の平均労働時間の変化を見てみましょう。 図1は事業所規模別、就業形態別の労働者数の推移を表したグラフです。 事業所規模は30人以上の事業所と5人以上の事業所となりますが、5人以上の事業所の方がより広範囲を扱っている事がわかります。 就業形態計で見ると、2022年の時点で30人以上の事業所が2,931万人、5人以上の事業所が5,134万人となります。 小規模事業所で働く労働者が非常に多いということがわかりますね。 更に、労働者
共働きが約7割を占める令和時代。改正介護・育児休業法により、男性育児の増加が期待される中、男性が育児をするには多くのハードルが存在します。一方で、産婦人科医として妊娠・出産・育児の現場を見てきた平野翔大さんは、父親たちが抱える悩み、今からできる解決策、そして今後望まれる社会体制について、各種メディアを通じて発信してきました。その平野さんいわく、父親たちが悩んでいる原因の一つとして「仕事関連時間が長い」という事情があるそうで――。 「日本の男性は(海外と比較して)家事・育児をしない」は本当か なぜ日本では、男性の育児参加が進んでいないのか。 もう少し深掘りすると、なぜイクメンプロジェクトによる「父親への啓発」はここまで成果を挙げられなかったのか。 「夫の家事・育児参加時間が短いと、第二子以降が誕生しにくくなる」ということが明らかになりながら、なぜ育児参加時間を増やせないのか。
「勤勉な国」というイメージの強いドイツでは、月~金曜日を「平日」と呼ばない――20年以上も現地で勤務してきた隅田貫氏は、そこに「日独の労働観の違いが表れている」と話します。生産性が日本の1.4倍であるドイツの「働き方」について、『ドイツではそんなに働かない』から、一部編集のうえご紹介します。 労働時間が短く、生産性は高い 私は通算約20年ドイツで暮らし、仕事をしてきました。 一流のビジネスパーソンと共に働き、また、ドイツ国民の中で生活し、自身の働き方にも大いに影響を受けるなどし……そうした経験を通じて、そのヒントをつかみました。 OECD(経済協力開発機構)の2018年のデータによると、日本の1人当たり年間総実労働時間は1680時間。ドイツは1363時間で、317時間も日本より少なくなっています。1日8時間労働で換算すると、日本は1年で約40日間もドイツより多く働いていることになるのです。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">
コロナ禍や働き方改革で仕事時間が減少するなか、1日に少しでもテレビを見る人の割合が80%を切ったことが20日、NHK放送文化研究所が昨年に実施した「国民生活時間調査」で分かった。昭和35年から5年ごとに行っている同調査で8割を下回るのは初めて。 調査によると、仕事を持つ男女の仕事時間の平均は男性7時間52分(平成27年調査8時間27分)、女性5時間42分(同6時間13分)と前回より減少し、男性で初めて8時間を下回った。また、未就学の子供がいる30~40代の女性が平日に子供の世話にかける時間は前回の5時間45分から7時間11分と大幅に増えた。 在宅率が増えながら、平日の1日に少しでもテレビを見る人の割合は前回の85%から79%に減少。60代以上はほぼ変わらないが、16~19歳では71%から47%に激減し、20代でも約半数しか視聴していなかった。担当者は「テレビを毎日見る習慣がなくなっているの
労働時間関係の政府統計について、地域別の集計状況メモ 労働力調査 統計局ホームページ/労働力調査の概要 長期時系列データのうち地域別は以下 年報の地域別は 「就業状態,従業上の地位,主な産業,地域別15歳以上人口」の表のみ 都道府県別結果は以下の項目 就業構造基本調査 「B:都道府県編」と「C:主要地域編」がある。 都道府県ごとは年間就業日数・就業の規則性・週間就業時間別の有業者数 毎月勤労統計調査 e-statでは地方調査が上がっていないように思われる。 地方調査は毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査) 結果の概要が厚労省のページに上がっている。それか各都道府県のHPに直接あたったほうがよい。 社会生活基本調査 「調査票Bに基づく結果」は全国結果のみ。調査票Bとはアフターコード方式*1の調査票 調査票Aについては都道府県別結果がある。 就労条件総合調査 地域別なし *1:回答者に自由に回
9月3日は「睡眠の日」。「ぐっすり」に引っ掛けたゴロ合わせだそうです。眠りに関して、日本では「男女格差」が大きいことを知っていますか? 日本の女性、特に働いている女性は、主要国でも飛び抜けて睡眠時間が短いようです。下の図に示したのは、睡眠時間の男女差。「0」から右に棒が伸びているのが、男性に比べて女性の睡眠時間が長い国、左側に伸びているのが女性の方が短い国です。 主要国のほとんどは女性の方がよく眠っていて、特に北欧では女性が眠りやすい環境があるようです。この28か国で女性の睡眠時間が短いのは、日本、メキシコ、韓国、インドだけ。とりわけ、日本の働く女性は睡眠時間が短い。この結果、みなさんはどう思いますか? 男女共同参画社会基本法などで女性が働きやすい社会を作ろうと国は旗を振っていますが、家庭内での「男女共同参画」となるとどうでしょうか。女性が早く起きて朝食を準備し子どもを保育園に送り、夜は子
社会生活基本調査は,2種類の調査票(調査票A,調査票B)があります。 それぞれの調査票には,生活時間欄が設けられており,調査票Aをプリコード方式(Pre-coding),調査票Bをアフターコード方式(After-cording)といいます。 二つの違いについて説明します。 プリコード方式とは,調査票にあらかじめカテゴリー(分類肢)を設けて質問する方式をいい,選択回答方式とも呼ばれます。 統計局が行う社会生活基本調査では,1日24時間の生活時間の配分状況を把握する調査事項について,昭和51年の調査開始以来この方式を採用しています。 平成23年調査の調査票Aでは,あらかじめ行動の種類(20分類)が印刷された調査票に,世帯員各人が自分の行動を分類し,該当する「行動の種類」欄に従って時間区分ごとに線を引いていく方式で調査を行います。(下図参照) プリコード方式(Pre-coding)
【おとう飯(おとうはん)とは】 男性が料理をするにあたっては、知識や技術がなくて自分には作れない、家族のために作る料理は栄養バランスや盛付けなどに気をつかい立派でなければいけない、料理を作ってみたものの家族に不評だったため作るのをやめてしまった等、技術的、心理的ハードルがあると思われます。 そこで、これまで料理をしていない、料理をしたことはあるものの作ることをやめてしまったという男性の料理参画への第一歩として、簡単で手間を掛けず、多少見た目が悪くても美味しい料理を「おとう飯」と命名しました。 “キャンペーン大使”は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の石橋尊久さん。 任命式では、「おとう飯エプロン」を着けた加藤勝信女性活躍担当大臣から、石橋さんに「おとう飯エプロン」がプレゼントされ、 「手早く、簡単にできる“おとう飯”として、『鳥もも肉の旨煮』の実演が披露されました」 そうだ(内閣
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く