千葉県流山市、チーバくんの黒い鼻の“付け根付近”にある東武野田線運河駅。4月21日のダイヤ改正から、この駅に東武特急500系リバティが到着する。大宮22時43分発、運河23時28着、アーバンパークライナー2号だ。 運河駅周辺は、川崎重工業製・KEN OKUYAMA DESIGN監修の特急が登場する衝撃をどう受け止めているか。 「えっ、初めて聞いた。こんな街に特急が走るの?」。運河駅前の不動産店の店員は、目を丸くした。「知らない。なーんにも聞いてない」。駅前で客を待つタクシー運転手は、「特急が走るの? ここに? そういえば、なんか見かけない新しい車両が走っていたのはそれか。で、いつから走るの?」と聞く。 今回のダイヤ改正で野田線へと向かう特急は、アーバンパークライナー3号が目玉。浅草を21時30分に発った6両の500系リバティは、春日部で分割し、前の3両が大宮へ、後ろの3両が野田市へ向かう。