Mozillaをベースにシングルサイト志向の“Webアプリケーション”ブラウザとして誕生したWebrunnerについては本年7月にレビュー記事を掲載したところだが、この10月に同ブラウザはMozilla Prismと名称を変更してMozilla Labsサイトに移管された。当初Prismを実行できるのはWindowsプラットフォームだけであったが、現在ではMacおよびLinux対応ビルドも利用可能となっている。 Webrunnerの開発目的は、個々のWebベースアプリケーションを1つの独立したプロセスとして実行させることで、デスクトップとの統合を図ることにある。このツールを介してアクセスする個々のWebアプリケーションについては、システムドック、パネル、Applicationsメニューに起動用ランチャを配置でき、起動後はそれぞれ専用のウィンドウにて実行されることになるが、通常のブラウザに見